ネットサービス
オープンコレクター

京都市の通り名も対応、月額2000円の開発者向けクラウド郵便番号・住所検索APIサービス「ケンオール」公開

次の記事

Twitterがサブスクリプションやチップなど有料機能の検討を認める

オープンコレクター(Open Collector)は2月8日、ウェブサービス開発者など向けに、クラウド郵便番号・住所検索APIサービス「ケンオール」のリリースを発表した。利用料は月額税込2000円(API利用回数などは一切制限なし)。また、ユーザー登録後60日間の試用期間を設けている。ログイン不要で試用できるデモサイトも公開済み。

オープンコレクターが開発者向けクラウド郵便番号・住所検索APIサービス「ケンオール」公開

「ケンオール」デモ

同サービスは、常に最新・高精度状態を維持する郵便番号データベースを基にした郵便番号・住所検索機能を、クラウドAPIを通じ提供するというもの。郵便番号による住所自動補完などの機能の開発を簡素化できるとしている。REST APIの提供により、どのような言語・フレームワークからも利用可能なほか、JavaScriptライブラリーを標準で提供。

同社によると、日本郵便の「郵便番号データダウンロード」ページからダウンロードできるKEN_ALL.CSVを見て「ウッ」となった経験がある方など、郵便番号・住所検索の開発および保守で悩みを抱えているすべての者に以下の機能を提供するとしている。

  • 従来製品ではほぼ未対応だった、京都市の通り名や岩手県の地割、ビル名と町名の分割などに対応
  • ウェブブラウザーのセキュリティ機構クロスオリジンリソース共有(CORS。Cross-Origin Resource Sharing)対応により、ユーザーは自身のサービスのクライアントから直接APIにアクセス可能。これにより、郵便番号による住所自動補完機能などを容易に開発できる

京都市の通り名などについては、例えば郵便番号「602-0842」と「602-8202」を入力すると、多くの従来製品は「京都府京都市上京区栄町」のようにまったく同じ住所を出力するという。一方ケンオールの場合、前者は「京都府京都市上京区河原町通今出川下る栄町」、後者は「京都府京都市上京区大宮通中立売下る栄町」として、完全に区別して出力できるとしている。なお、日本郵便が提供する郵便番号データに含まれている通り名にのみ対応しており、すべての通り名に対応しているわけではない。

オープンコレクターが開発者向けクラウド郵便番号・住所検索APIサービス「ケンオール」公開

今後は、カッコ書きで表現される小字や丁目情報の抽出精度の向上、精度の高い住所変換を提供する地域の拡大、住所から郵便番号を引く逆引き機能の提供といった機能の拡充を予定しているそうだ。

2014年1月設立のオープンコレクターは、ビジネスの課題解決を専門とするエンジニアチーム。クレジットカードに関するシステムの構築や暗号通貨に関する開発、PCI DSSに準拠したソフトウェア・インフラ構築、異種システム認証の統合を実現するシングルサインオン(SSO)技術としてOpenIDやSAML認証技術を用いたシステムの構築、パブリッククラウドを用いた基盤構築など、エンタープライズのフィンテックシステムを中心に多数のシステム開発や構築を行っている。

関連記事
Geoloniaと不動産テック協会が日本全国の住所マスターデータをオープンデータとして公開

カテゴリー:ネットサービス
タグ:オープンコレクター日本(国・地域)