SpaceXが最新ラウンドで約900億円調達との報道、評価額は約7兆8360億円に

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SpaceX(スペースエックス)は新たなラウンドで8億5000万ドル(約900億円)を調達した。この件に「詳しい」情報筋の話としてCNBCが報じた。SpaceXは非公開企業ながらも、報道によると今回の調達によりバリュエーションは約740億ドル(約7兆8360億円)になる。

どこから見ても巨額の調達ラウンドであるが、SpaceXの基準においてはそうではない。2002年創業の同社は今回のラウンド、そして2020年8月の20億ドル(約2120億円)のベンチャーラウンドを含め、これまでに60億ドル(約6350億円)超を調達した。2020年8月のラウンド時のバリュエーションは460億ドル(約4兆8700億円)で、つまり同社のバリュエーションは少なくともプライベート投資家の視点からすれはこの6カ月で大きく飛躍したことになる。

SpaceXは衛星ブロードバンドコンステレーションStarlinkの衛星1000基以上を軌道に乗せ、NASAのクルーを宇宙船Dragonに乗せて国際宇宙ステーションに運び、宇宙船Starshipの高度フライトテストを2回行っておおむね良好な結果を得るなど、これまでに多くを成し遂げた。また、打ち上げを依頼する多くの潜在顧客の需要を示している初のライドシェアミッションも実施した。

SpaceXは既存資本のおかげで多くのことを達成した一方で、最近の成功はさらに資本を投入すべきことがあり、また資本を獲得する必要があることを明らかに示していた。宇宙に耐えられることを証明するためのStarshipの開発継続、Starlinkを真に地球規模のネットワークにするという多額の資金注入を要する取り組みなど、まだすべきことを多く抱えていることから、同社はさらに資金を調達することが見込まれる。

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カテゴリー:宇宙
タグ:SpaceX資金調達

画像クレジット:SpaceX

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(文:Darrell Etherington、翻訳:Nariko Mizoguchi