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イーロン・マスク氏がスペースXの石油採掘リグの宇宙船発射台が2021年後半に稼働する可能性を示唆

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SpaceX(スペースX)が現在開発中の次世代宇宙船であるStarshipの壮大なビジョンには火星への旅行だけでなく、地球上での定期的なポイント・ツー・ポイント飛行も含まれている。これは地球の大気圏外を飛び、通常の国際線なら何時間もかかる所要時間を30分程度に短縮することができる。しかし、ロケットはどこかから離陸する必要があるし、発射地点の環境負荷も従来の航空機より少し気がかかりだ。そこでSpcaceXの創業者のElon Musk(イーロン・マスク)氏は、石油採掘プラットフォーム(リグ)を海上の宇宙港にすることにした。

マスク氏は以前にもこの計画について話しており、SpcaceXは最近は火星の衛星にちなんで PhoibosとDeimosと呼ばれる2つのリグを購入した。現在はStarshipで使用するために改造中で、SpcaceXの開発サイトであるテキサス州ブラウンヒルズに近いメキシコ湾に配備される。

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米国時間2月24日、マスク氏はツイッターにて2カ所のプラットフォームのうちの1カ所が2021年末までに少なくとも部分的に稼働する可能性があると述べた。同氏は楽観的なタイムラインで知られているが、最近は比較的正確なものが多く、少なくとも過去数年のように非現実的なものではない。

マスク氏が伝える「限定的な運用」の意味は、明確ではない。これはリグがあるべき場所に浮いていて、技術的にはStarshipのプロトタイプをホストできることを意味する可能性があるが、SpcaceXが2021年末までに1機のStarshipを打ち上げられることを意味するものではない。同氏はさらに、Starshipがデビューしたときの大胆なCGコンセプトビデオのように、都市部の目的地近くの水域にStarshipの打ち上げ施設と着陸施設を設置するだけでなく、世界中のさまざまな地点に設置する計画であると付け加えた。

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画像クレジット:SpaceX

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(文:Darrell Etherington、翻訳:塚本直樹 / Twitter