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リファラル転職プラットフォームのMyReferがシリーズBで6億円調達、目指すは令和を代表するビジョナリーカンパニー

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MyReferが、グローバルブレイン博報堂DYベンチャーズSTRIVEを引受先とした第三者割当増資により、シリーズBラウンドにて総額6億円の資⾦調達を発表した。今回の資⾦調達により、MyReferはリファラル採⽤を軸とした「HRTechプラットフォーム構想」の実現に向けて、自社社員に人材を紹介してもらうリファラル採⽤サービス「MyRefer」の事業成⻑を加速するための⼈材採⽤の強化、プロダクト開発、マーケティング投資を行なっていくという。累計調達額は8億6000万円となる。

ユーザ画面も管理画面もシンプルかつイマドキでとても使いやすい

元々パーソルグループの社員であった代表の鈴木氏は、コーポレートベンチャーとして同社を立ち上げている。従来の履歴書のみでの採用制度において、本当はマッチしているかもしれない人が落とされることに疑問を感じていた鈴木氏は、社内ベンチャー制度を使ってリファラル事業をピッチし、調達。2018年にMBO(マネジメント・バイアウト)し独立に至っている。

現在、従業員は45名。さらに倍近くの人員を採用予定で、一気に拡大を目指す。当初は現在のようなB2B SaaSではなく、LinkedInのような、エンドユーザにアプローチする事業を検討していた。しかし当時まだリファラル採用という文化が浸透しておらず、拡大の難しさを感じ、現在の形に行き着いたという。「当時はまだ、リファラルと縁故の違いからして理解が不足していました。加えて、人事部の人間が社員を巻き込んで採用していく文化がなく、データ化もされていなかった。それが導入のハードルとなってきたのです」と鈴木氏は語る。

MyReferは、それを地道に可視化していった。「各部署がどういう募集を出しているのか」「どんな社員が活発にリファラルに参加しているのか」「彼らはどの学校の卒業生なのか」「中途採用であればどの会社出身なのか」ということをMyReferはわかりやすく表現している。まるで社内版Wantedlyだ。

リファラル制度の浸透を牽引し、ともに成長してきたことがわかる

現在、同サービスを700社超の企業、約40万名の従業員が利用している。2017年から利用実績がある富士通では、制度設計から一緒に携わりコストカットを実施。リファラル採用を積極的に導入している。

採用活動が永続的に発生するエンタープライズ層がコアカスタマーだ。今後は業界ごとのプランも検討している。また、さまざまな層に使ってもらおうと、スタートアッププランもリリースされた。

ソーシャルギフト制度という形で気軽に採用促進キャンペーンを打つこともでき、募集に興味を持ったら自身が応募することも可能だ。「このサービスをよく活用する人は自社のファン層でもあります。会社としてもエンゲージメントの高い人が可視化できるのです」と鈴木氏は語る。MyReferは、社員自らがファンもコミュニティも醸成していく仕組みにもなっている。

和歌山県出身の鈴木氏は、地方活性化にも貢献すべく、UIターン人材獲得におけるリファラル採用促進も進め、将来的には多言語対応も見据える。リファラルという採用制度からの切り口だが、ユーザのアクティビティデータベースでもあるMyReferは、同社の構想が示すとおり、まさにビジネスにおける人間関係のデータプラットフォームにもなっている。

「私たちは早期に事業に着手し、リファラル採用を長く科学してきました。日本には独特な採用文化がありますが、この国の転職市場に新たなインフラを生み出したい。この国の転職市場に新たなインフラを生み出したい。そして令和を代表する会社として、インフラを作り続けるビジョナリーカンパニーとなっていきたいと思っています」。

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カテゴリー:HRテック
タグ:MyRefer資金調達リファラル採用