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リモート従業員が選ぶデスクや機器に毎月の予算を割り当て備品管理するのを支援するFleex

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Fleexはフランスのスタートアップで、もともと公式にはFlexlabという社名だった。この会社は、デスク、外付けモニター、PC周辺機器、快適なオフィスチェアなどを買うお金を従業員により簡単に与えられるようにすることを目指している。つまり、Fleexはリモートワークでの仕事がはかどる状況をつくる手助けをしたいと考えている。

もしあなたが大企業で働いていて、自宅で仕事ができるのであれば、パンデミックの間に仕事がしやすくなるように、外付けモニターやオフィスチェアをリクエストできる旨のメールが雇用主から送られてきた可能性は高いだろう。そして小さな会社に勤めている場合、おそらく雇用主によりけりだったのではないだろうか。

いずれにせよ、企業のIT・ファシリティ部門によっては、スタッフの自宅に散在している膨大なデバイスや家具の在庫に対応しなければならないところも出てきた。ポリシーや発注ポータルの設定、在庫管理なども、非常に難しくなることがある。

Fleexは基本的に、そのような状況を手助けしたいと考えている。同社のサービスを使い、雇用主は従業員のために毎月の予算を割り当てることができる。そして従業員は、その予算をいくつかのカテゴリーの製品やサービスに使うことができる。

Fleexはサプライヤーと直接連携して製品カタログを作成しており、今のところ、IT製品と家具からスタートしている。

Fleexは注文後、あなたのために備品を購入し、あなたの家に品物を送り、製品の完全なライフサイクルをサポートする。従業員が退職する際には、機器をFleexに送り返さなければならない。

これを読んで分かるように、Fleexは一般的なソフトウェアのスタートアップとは異なるビジネスモデルを持っている。企業はデスク、椅子、モニター、プリンターなどを購入するために資金を割り当てなければならない。そして従業員が効率的に予算を使うのか、それともFleexの口座にお金が残っているのかを見いだす必要がある。

購入された製品が使用できなくなるまでにどれほど持ちこたえるのかも、見極める必要がある。言い換えれば、Fleexの背後にあるユニットエコノミクスを把握するには、少し時間がかかりそうだ。

同社はまだスタートしたばかりで、いくつかの企業と協力してサービスを試している。これまでのところ、Swile、Back Market、そしてShineがFleexを利用している。これらの企業は従業員一人当たり平均55ユーロ(約7000円)の予算を毎月配分しているという。

Fleexは200万ドル(170万ユーロ、約2億2000万円)のシードラウンドを調達しており、SaaS企業に焦点を当てたヨーロッパのスタートアップスタジオであるeFoundersに参加している。

Image Credits: Fleex

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タグ:ヨーロッパ 家具

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(文:Romain Dillet、翻訳:Aya Nakazato)