ウェブサイトビルダーのSquarespaceが1.1兆円の評価額で327億円調達、秘かに上場申請済み

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ウェブサイトビルダーとして長い歴史を持つSquarespaceが、100億ドル(約1兆1000億円)という驚異的な評価額で3億ドル(約327億円)の資金を調達した。

新たな投資家はDragoneer、Tiger Global、D1 Capital Partners、Fidelity Management & Research CompanyおよびT. Rowe Price Associates, Inc.のアドバイスによるファンドとアカウント、そしてSpruce Houseだ。以前からの投資家であるAccelとGeneral Atlanticもこのラウンドに参加した。

Squarespaceの創業者でCEOのAnthony Casalena(アンソニー・カサレナ)氏によると、新たな資金により同社の成長を促進し、またそのプロダクト群の拡大を図りたいという。

実はこの資金調達の2カ月足らず前、同社は直接上場またはIPOによる上場を秘かに申請している

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自分のウェブサイトを作りたいという人をこれまで何百万人も助けてきたSquarespaceは2003年に創業され、2010年にAccelとIndex Venturesが共同でリードするシリーズAで3850万ドル(約42億円)を調達するまで自己資本のみでやってきた。

同社のネット上でのウェブサイト制作とそのホスティングをするサービスは、今ではeコマースにも手を広げ、オンラインの店舗もホストしている。2014年には新たに4000万ドル(約44億円)を調達したが、おそらく最もよく知られているのは2017年に多くの人をあっと言わせたGeneral Atlanticによる2億ドル(約218億円)の二次ラウンドだ。そのときの投資前評価額は15億ドル(約1635億円)だった。今回の評価額が100億ドルであるため、3年ほどで5倍以上になっている。

当時TechCrunchは、Squarespaceは黒字企業で売上は前年比50%増の約3億ドル(約327億円)と報じている。しかし今回のラウンドに関してはコメントもなく、同社のウェブサイトにリリースがあるだけだ。

ニューヨークに本社のあるSquarespaceは、1200名ほどの社員がNY本社をはじめアイルランドのダブリンやオレゴン州ポートランド、カリフォルニア州ロサンゼルスなどのオフィスで働いている。

カテゴリー:ネットサービス
タグ:Squarespace資金調達新規上場

画像クレジット:Bryce Durbin/TechCrunch

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(文:Mary Ann Azevedo、翻訳:Hiroshi Iwatani)