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集英社のアクセラレータープログラム「マンガテック2020」採択スタートアップ5社が公開

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集英社のアクセラレータープログラム「マンガテック2020」採択スタートアップ5社が公開

集英社の「少年ジャンプ+」編集部と新規事業開発部は3月22日、新たなマンガビジネス創造を目指す「集英社スタートアップアクセラレータープログラムマンガテック2020」(マンガテック2020)採択企業5社の事業プランの一部を公開した。また、成果報告会での発表内容や様子を掲載する特設サイトを4月9日開設予定。

マンガテック2020は、多くのマンガ作品を送り出してきた集英社が、従来のマンガビジネスにとらわれない斬新な事業アイデアを持つスタートアップとともに、新たなビジネスを生み出すための共創プログラムとして企画。

2020年7月に開始したところ334の事業アイデアの応募があり、5社のスタートアップを採択したという。約5ヵ月間にわたるメンタリングを通して事業アイデアのブラッシュアップと協業の可能性の模索に取り組み、3月18日開催の成果発表会において成果を発表した。

EmbodyMe:マンガで感情を表現し、対面を超えるビデオコミュニケーションを 「xpression camera」

xpression camera」は、ビデオチャットでマンガを使った新たな感情表現手段を提供するビデオコミュニケーションツール。コロナ禍で必需となったZoomやTeams、YouTubeなどあらゆるビデオアプリ上で使用でき、自分の外見をAIで置き換え、表情や体の動きに応じてリアルタイムにコミュニケーションをとれる。さらに、喜怒哀楽といった感情に応じて、マンガならではの感情表現を行うことで、対面でのコミュニケーションを超える体験を実現する。

EmbodyMeは、AIを用いた映像生成技術の研究開発を行っている。GANなどのディープラーニングを用いて、誰もが目に見えるあらゆるものを自由自在に作り出す世界を作ることを目標とし、Zoomなどで自分の外見をAIで置き換えるアプリxpression cameraなどを展開している。

ストーリア:勉強×エンターテインメント 「Penbe」

Penbe」(ペンビー)は、勉強する楽しさを実感させてくれるアタッチメント式の学習支援ツール。シャープペンシルなどの筆記具に取り付けて勉強するだけ、スマホのアプリと連動し、自動的に勉強したデータを記録する。さらに、勉強したデータを元にエンターテイメント要素を加え、モチベーションの向上をもたらすという。

ストーリアは、IoT/IT機器の企画・開発を手がけており、最初の製品である「Penbe ~勉強したくなる魔法のペン~」を現在開発中。社名(Stolia)の由来は、ストーリー(story)+場所を表す接尾語(lia)とのことで、テクノロジーで、新たなストーリー(物語)を生み出す場所になることを目指す。

集英社のアクセラレータープログラム「マンガテック2020」採択スタートアップ5社が公開

dot:マンガ作品の世界に浸り過ごす一室のみのホテル 「MANGA ART ROOM(仮)」

「MANGA ART ROOM(仮)」は、世界にひとつしかないオリジナルの作品が飾られた「美術館」を、1日1組限定・貸切で作品を堪能できる体験型ホテル。日本のみならず、自社ブランドホテル「MANGA ART HOTEL,TOKYO」でリーチした世界中のファンを対象としている。

dotは、不在型宿泊施設、ドミトリーを運営するホテルオペレーター。MANGA ART HOTEL,TOKYOほか、10都道府県において累計1200床の運営実績がある。不在型宿泊施設運営実績は8年目、旅館業許可獲得から企画、運営管理まで一貫して行っている。

プレティア・テクノロジーズ:ARを活用したメタバースゲーム 「JIMO」

コードネーム「JIMO」は、ARクラウドを活用したメタバースゲーム。メタバースとは、複数の人々がその中で自由に行動し、生活できる仮想空間を指す。プレティア・テクノロジーズが持つAR技術の強みを活用し、現実世界を拡張して新たなメタバースを生み出すゲーム開発へ取り組む。

プレティア・テクノロジーズは、AR開発者のためのARクラウドプラットフォーム「リソースPretia」、またエンターテインメント領域を中心に各種ARサービスの企画・開発・運営を手がけている。

Mantra:マンガの世界に語学留学 「Langaku」

「Langaku」は、マンガを用いた英語学習サービス。日本の外国語教育における課題として圧倒的な「インプット不足」を挙げており、Langakuでは、思わずどんどん読み進めてしまう大人気マンガを教材として活用し、楽しみながら大量の英文をインプットできるという。マンガを教材に変換するための独自技術を活用し、「難しい単語や表現もスラスラ読める」「マンガなのに聴ける」といった、斬新な学習体験を提供する。

Mantraは、「世界の言葉で、マンガを届ける。」ことを目指し、マンガに特化したAI技術の研究開発およびサービスを提供している。2020年に公開したマンガの多言語翻訳システム「Mantra Engine」は、出版社や翻訳事業者、マンガ配信事業者に導入され、マンガ多言語展開の高速化に寄与しているという。2021年には、独自のマンガ機械翻訳技術が人工知能分野のトップ国際会議AAAIに採択された。

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