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MAU700万人を突破したインドの美容系eコマース「Purplle」がシリーズDで約49億円を調達

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インドで美容製品のeコマースプラットフォームを展開するPurplleは、世界第2位のインターネット市場である同国でのプレゼンス拡大を目指し、新たな資金調達ラウンドで4500万ドル(約48億9000万円)を調達したとインド時間3月22日に発表した。

シリーズDとなる今回の資金調達はSequoia Capital Indiaと、既存の投資家であるVerlinvest、Blume Ventures、そしてJSW Venturesによって行われた。この新しいラウンドはこれまでに9500万ドル(約103億2000万円)を調達してきた同社の価値を、2019年のシリーズCラウンド時点での1億5,000万ドル(約163億円)から引き上げ約3億ドル(約325億8000万円)と評価したものであると、事情に詳しい関係者がTechCrunchに語った。

今回のラウンドでは、2015年にPurplleに約200万ドル(約2億2000万円)を投資していたIvyCap Venturesが一部退出した。同VCは声明の中で、Purplleは22倍のリターンを実現し、1号ファンド全体の1.35倍のリターンを実現したと述べている。

IvyCap Venturesの創業者兼マネージングパートナーであるVikram Gupta(ヴィクラム・グプタ)氏は、「当社は引き続きこの会社の成長を信じているので、2号ファンドへの出資を維持しました」と述べた。

Goldman Sachs(ゴールドマン・サックス)が投資家の中に名を連ねる設立8年目のPurplle.comは、1000以上のブランドから約5万にわたる製品を販売しているという。また、月間アクティブユーザー数(MAU)は700万人に達しているとのこと。

Purplleの共同創業者兼CEOであるManish Taneja(マニッシュ・タネジャ)氏(写真上)は3月22日の声明で次のように述べている。「Purplleは力強い成長を遂げてきました。パンデミックの年を入れても、過去3年間、90%以上のGMV CAGR(流通取引総額 年平均成長率)を達成しています。また、プライベートブランドの拡大にも成功しており、Good Vibesはすでに1億5000万インドルピー(約2070万ドル、約22億5000万円)のブランドとなっています。今回の投資は、Purplleを数十億ドル規模のデジタルファースト・ビューティ&パーソナルケア企業に成長させるのに役立ちます」。

Purplleの成長はユーザーがファッションや美容製品をオンラインで購入し始めている、インドのECスペースの成長を示している。インドを拠点とするオムニチャネルのDTCブランドMyGlammは先週、Amazon(アマゾン)が共同で主導したラウンドで2420万ドル(約26億3000万円)を調達した。

Sequoia Indiaのプリンシパル、Sakshi Chopra(サクシー・チョープラ)氏はこう述べた。「当社は、Purplleが高いリテンションと低い顧客獲得コスト(CAC:customer acquisition cost)で構築されたビジネス、高品質をベストプライスで提供する幅広いブランドの品揃え、そして魅力的なプライベートブランドのポートフォリオ・ミックスという3つの重要な鍵で、バリューリテイリングの美容プレイブックを解読したと信じており、同社と提携できることを嬉しく思います。今後10年間でオンラインでの美容関連の普及率が10%から25%以上になる中で、Purplleは支配的な美容ショッピングスポットになると考えています」。

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タグ:インド eコマース

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(文:Manish Singh、翻訳:Aya Nakazato)