Robinhoodが株式公開に向け秘密裏に上場申請

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米国時間3月23日にBloomberg(ブルームバーグ)が報じAxiosが確認したところによると、Robinhoodが株式公開に向けて秘密裏に申請を行ったという。多額の資金を調達している同社は、消費者にゼロコストの株取引サービスを提供する米国のフィンテック企業だ。

非公開でのIPO申請はここ最近では一般的になってきており、Robinhoodが数字を公開する前に非公開で申請するという決定は驚くべきものではない。しかし非公開で申請したということは、我々が予想していたよりも同社が株式公開に近づいていることを示唆している。

Robinhoodは以前から、2021年のIPOを計画していると予測されていた。同社は非公開のIPO申請に関するTechCrunchからの問い合わせにはまだ回答していない。

最近の申請で物議を醸しているにもかかわらず、Robinhoodが近い将来の上場に関心を持っているかもしれない理由はいくつかある。議会でいくら時間をかけてもユーザーの自殺による悪いPRでも、SECとの和解でも、今日の株式市場が成長を好むという事実を変えることはできず、同社にはその素質が十分にある。また最近のIPOは一般投資家からの評価が高く、公開市場での流動性を追求するには最適な時期だといえるだろう。

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同社の収益は2020年に大きく拡大したが、これについては米TechCrunchがRobinhoodの受注フローに対する支払い、つまりPFOFの収入という視点から取り上げている。同社は議会で、この特定の収入源がトップラインの大部分を占めていると述べており、これはPFOFの成長が同社の全体的な成長にとって妥当であること意味する。さらに米TechCrunchが報じたように、これらの数字は2020年に急激に上昇し、2020年第1四半期には約9100万ドル(約98億8000万円)、2020年第2四半期には約1億7800万ドル(約193億3000万円)、2020年の第3四半期と第4四半期には約1億8300万〜2億2100万ドル(約198億7000万〜239億9000万円)に達した。

Robinhoodはまた、消費者向けのサブスクリプションなどからも収益を得ている。

Robinhoodが非公開で申請したということは上場が近いことを示唆しているが、おそらく2021年第1四半期の数字を公表するにはまだ十分ではない。申請書を入手次第、詳細をお伝えしよう。

カテゴリー:フィンテック
タグ:Robinhood新規上場

画像クレジット:Towfiqu Photography / Getty Images

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(文:Alex Wilhelm、翻訳:塚本直樹 / Twitter