インドネシアのミレニアル世代を対象にする投資アプリAjaibがシリーズAで約71億円を調達

次の記事

無名スタートアップから企業価値3.8兆円のRPAユニコーンに登りつめたUiPath成長の軌跡

インドネシアの投資アプリAjaibはシリーズAのラウンドに6500万ドル(約71億円)を追加し、総額9000万ドル(約99億円)を新規調達した。この資金拡張は2021年2月にRobinhoodの34億ドル(約3700億円)の資金調達を主導した、フィンテック投資家であるRibbit Capitalが主導した。なお、AjaibはRibbit Capitalにとって東南アジアにおける最初の投資先だ。

関連記事:株取引アプリRobinhoodが週末だけで合計3566億円の資金を獲得

今回の拡張は、Ajaibの製品開発およびエンジニアリング能力の拡大に使用される。取引件数でインドネシア第4位の証券会社を運営しているという同スタートアップは、2021年1月の2500万ドル(約27億円)でシリーズAを完了したと発表した。他の参加者はY Combinator Continuity、ICONIQ Capital、Bangkok Bank PLC、そして以前からの投資家であるHorizons Ventures、SoftBank Ventures Asia、Alpha JWC、Insignia Venturesなどだ。またフィンテックのスタートアップであるNubankとTossの創業者であるDavid Velez(ダビド・ベレス)氏とSG Lee(SG・リー)氏もそれぞれ投資している。

関連記事:ミレニアル世代と初心者に焦点を当てるインドネシアの投資プラットフォームAjaibが26億円調達

Ajaibは2019年にAnderson Sumarli(アンダーソン・スマーリ)CEOとYada Piyajomkwan(ヤダ・ピヤジョムクワン)COO氏によって設立された。同社は初めての株式投資を投資家にとってより身近なものにすることに注力している、フィンテック新興企業の1つだ。インドネシアでは人口の1%以下しか株式を所有していないが、その数は特にミレニアル世代の間で増加している。

インドネシアで最近資金を調達した他の投資アプリにはPluang、Bibit、Bareksaなどがある。Ajaibの創業者たちは1月に米TechCrunchに対して、低手数料の株式取引プラットフォームとして分散投資のための投資信託も提供することで、差別化を図っていると述べた。

Ribbit CapitalのマネージングパートナーであるMicky Malka(ミッキー・マルカ)氏はプレスリリースで「私たちは世界中で個人投資における前例のない革命を目の当たりにしています。Ajaibはこの革命の最前線にあり、市場で最も信頼されるブランドを構築しようとしています。透明性をもたらし、インドネシアのミレニアル世代の投資家に最高の製品を提供するという彼らの取り組みは、世界中の最高の企業と肩を並べるものです」と述べている。

関連記事
インドネシアの貯蓄・投資アプリのPluangがプレシリーズBで約21.8億円の資金を調達
インドネシアのロボット投資支援アプリBibitが約31億円を調達、セコイア・キャピタル主導

カテゴリー:フィンテック
タグ:Ajaibインドネシア資金調達

画像クレジット:Ajaib

原文へ

(文:Catherine Shu、翻訳:塚本直樹 / Twitter