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一般的な樹脂ペレット材対応の超大型3Dプリンター・独自新型3Dプリントヘッドを開発するExtraBoldが約3.6億円を調達

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ExtraBold(エクストラボールド)は4月1日、第三者割当増資による約3.6億円の資金調達を発表した。引受先は、リード投資家のリアルテックファンドおよびMistletoe Japan、小橋工業、前田技研、みずほキャピタル、グローカリンク。

エクストラボールドは、高速造形可能な超大型3Dプリンターにより、一般的な樹脂ペレットを使用した低コストでの大型造形を可能とし、これまでの製造業を革新するスタートアップ。

同社は、シンガポールの大学や研究機関との共同研究で、さらなる樹脂吐出量の増大や安定的な造形を実現するまったく新しい3Dプリントヘッドを共同開発しているという。調達した資金は、新規3Dプリントヘッドの開発を完了するとともに、大型3Dプリンター最新機種の量産化および販売拡大を目指す。

エクストラボールドによると、一般的に普及している従来の3Dプリンター(熱溶解押出方式)の大きな課題として「造形時間がかかる」「造形サイズが小さい」「材料が限定されている」の3点があるという。

この解決策として同社は、超高速で大容量の造形が可能な独自3Dプリントヘッドを開発。2020年5月発表の量産試作機「EXF-12」では、FFF(熱融解積層)方式のプリントヘッドをふたつ備えたデュアルヘッドを採用しており、1時間あたり15Kgの樹脂吐出量と最大1700×1300×1020mmの大型かつ高速な造形を実現した。フィラメントを用いずに一般的な多種の樹脂ペレット材を使用できるため、低コスト化やリサイクル材の活用が可能としている。

一般的な樹脂ペレット材対応の超大型3Dプリンター・独自新型3Dプリントヘッドを開発するExtraBoldが約3.6億円を調達

一般的な樹脂ペレット材対応の超大型3Dプリンター・独自新型3Dプリントヘッドを開発するExtraBoldが約3.6億円を調達

一般的な樹脂ペレット材対応の超大型3Dプリンター・独自新型3Dプリントヘッドを開発するExtraBoldが約3.6億円を調達

さらにEXF-12は、非常時には被災地・避難所近くに移設し、身の回りに必要な家具や日用品などの造形が迅速に行える「モビリティタイプの大型3Dプリンター」としても利用できるという。国内鉄道輸送などでは一般的な12ftコンテナに設置する条件で設計を行っており、陸路・航路問わず輸送が可能となっている。

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