インドのEdTech大手Byju’sが米英・ラテンアメリカ・インドネシアに進出、国際市場へ拡大

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評価額130億ドル(約1兆4210億円)以上のインドのEdTech大手Byju’s(バイジュース)が成長を加速させるために、2021年5月後半に国際市場への進出を計画していることがTechCrunchの取材で確認された。

インド時間4月5日に設立33年の個別指導塾Aakashを約10億ドル(約1093億円)で買収したバンガロールを拠点とするこのスタートアップは、来月には米国、英国、ブラジル、インドネシア、そしてメキシコでサービスを開始し、2021年後半には他の地域を開拓する予定であると、従業員にメールで伝えた。

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「Byju’s Future School」と名づけられたこのスタートアップの国際事業は、Byju’sが2020年に3億ドル(約328億円)で買収したコーディングプラットフォームWhiteHat Jr.の創業者であるKaran Bajaj(カラン・バジャイ)氏が率いるという。

Byju’sの創業者兼CEOであるByju Raveendran(バイジュー・レヴィーンドラン)氏は、声明の中で次のように述べた。「私たちは、テクノロジーを通じて、世界中の子どもたちが学ぶことを好きになってくれると信じています。当社のグローバル展開は、子供たちが創造性を発揮し、実践により学ぶことを奨励する補助学習を家族が積極的に求めている重要な時期に行われます。今回のローンチは、世界中にアクティブラーナー(能動的学修者)を生み出すという当社のビジョンをさらに後押しするものです」。

WhiteHat Jr.のプラットフォームは、Byju’sの国際的な活動において重要な役割を果たしている。教師と生徒が1対1でセッションを行うコーディングプラットフォームにより、Byju’sは同期型と非同期型の両方の形式でコースを提供できるようになっている。

同社は2020年末にいくつかの国際市場で実験を開始し、ここ数カ月の間に、各地域を管理するために数名のトップクラス幹部を採用した。これらの幹部はすべてバジャイ氏の直属となると関係者は述べている。

「Byju’s Future Schoolは、6歳から18歳までの子供たちを対象に、リアルタイムの指導と創造的な成果を生み出すレッスンを融合させたインタラクティブな学習プラットフォームを提供することで、受動的な学習から能動的な学習への橋渡しをします」とメールには書かれている。

「Byju’s Future Schoolは、英語圏の生徒を担当する1万1千人のインドに拠点を置く有資格女性教師を擁しており、メキシコやブラジルなどの非英語圏市場へのさらなる浸透を目指しています。コーディングのカリキュラムは、スペイン語とポルトガル語でも提供され、これらの2カ国の生徒を担当する資格を持った女性教師を採用する予定です」とも。

Byju’s Future Schoolは、音楽、英語、美術、科学を含むさまざまな科目を提供する予定であると同社は従業員に伝えており、立ち上げ時にはコーディングと数学が利用可能になる予定だという。

【更新】本記事はByju’sからの確認を含めて更新された。

カテゴリー:EdTech
タグ:Byju’sインド

画像クレジット:Paul Yeung / Bloomberg / Getty Images

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(文:Manish Singh、翻訳:Aya Nakazato)