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炭素会計プラットフォームのPersefoniが10.6億円調達

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炭素会計と管理のプラットフォームを開発するPersefoniは、国際的な事業展開や製品開発、採用活動を支援するために970万ドル(約10億6000万円)の資金を追加調達した。

このラウンドをリードしたのはRice Investment Groupで、NGP ETPが参加している。NGPは石油・ガス・電力にフォーカスした投資ファンドの、電力、再生可能エネルギー、持続可能性に特化した投資部門で、8月にローンチしてからわずか6カ月後での調達となった。

2020年1月に設立されたばかりのPersefoniは、組織の二酸化炭素排出量を収集し、計算し、管理し、報告するツールを提供している。

Persefoniのソフトウェアはスコープ1から3の排出量(企業の直接操業、電力の購入、およびサプライヤーの排出によって発生する排出量)をリアルタイムで報告することができる。

「世界中の政府、資産運用会社、および組織からのネット・ゼロを宣言したこの年に、私たちはベンチャーおよびソフトウェア投資家のコミュニティがSarbanes Oxley(サーベインス・オクスレー)法の導入以来、最大の規制コンプライアンス・ソフトウェア市場の形成に目覚めたのを目の当たりにしました」と、PersefoniのCEO兼共同創業者のKentaro Kawamori(ケンタロウ・カワモリ)氏は声明で述べている。「私達は炭素および気候に関する開示要件を導入している世界中の金融規制当局の努力を賞賛します。このような規制は、企業が二酸化炭素排出量を算定し、削減するための最も効果的な方法の1つです」。

PersefoniのサービスにはTPGのようなプライベート・エクイティ・ファームが参加しており、NGPのプリンシパルであるGreg Lyons(グレッグ・ライオンズ)氏はが同社の取締役会に就任する。

他の投資家には、Carnrite GroupとSallyport Investmentsが含まれる。

Sallyport Investmentsの創業者かつオーナーのDoug Foshee(ダグ・フォシー)氏は「Sallyportは業界に大きなインパクトを与えるために、成長著しい企業との提携を目指しています」と声明で述べている。

Persefoniの顧問にはSustainability Accounting Standards Boardの創設者であるRobert G. Eccles(ロバート・G・エクルズ)氏が就任し、同社の環境・社会・コーポレート・ガバナンスへの貢献が期待されている。

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画像クレジット:Luke Sharrett/Bloomberg / Getty Images

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(文:Jonathan Shieber、翻訳:塚本直樹 / Twitter