Kandjiがアップル製デバイス管理プラットフォームの急成長を追い風にシリーズBで64.8億円調達

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パンデミック期間中、Apple(アップル)デバイスの導入とアップデートをリモートで行う自動化ソリューションは不可欠となっている。米国時間4月22日、企業のIT部門のためにまさしくそれをやっているスタートアップKandji(カンジ)が、6000万ドル(約64億8000万円)の大型シリーズBラウンドを発表した。

Felicis Venturesがラウンドをリードし、他にSVB Capital、Greycroft、Okta Ventures、およびThe Spruce House Partnershipが参加した。本日のラウンドは、先の2100万ドル(約22億7000万円)のシリーズAからわずか7カ月後のことであり、3回のラウンドで調達した資金総額は8850万ドル(約95億5000万円)に上る、と同社は言っている。

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CEOのAdam Pettit(アダム・ペティット)氏は、2020年10月の資金調達以来、会社は飛躍的に成長していると語った。

「これは当初の期待さえもはるかに上回る顧客の増加です。どれだけ速く成長できるか目標を掲げるたびに、それを追い越しています」と彼は言った。成長の理由の1つは、パンデミックによる在宅勤務への急速な変化だと同氏はいう。

「現在、当社は40以上の業界の顧客と仕事をしていて、海外からも顧客が来ているので、今はひたすらリモートワークの支援に専念し、リモート作業者がエレガントな形で仕事をする環境を提供していきます」と彼は言った。

ペティット氏は売上の正確な数値を明らかにすることを拒んだが、シリーズAの発表以来3倍に増えたことは話した。その原動力の一部は、大企業の関心を呼んでいることであり、2021年はもっと多くを顧客に変えることを目指すとペティット氏は語った。

売上を伸ばし、顧客を増やすとともに、新たな従業員も迎え2020年10月以来40名から100名へと増えた。ペティット氏は、同社は多様で包括的なカルチャーを会社で育むことを誓約しており、そのための重要な要素として、多様な候補者の中から採用者を選ぶことを大切にしている。

「結局は、自分にとって重要であり、会社にとって重要である決定を下すこと、それをやってきました。そこから一歩ずつ前進して行き、採用にあたっては多様性のある候補者から選びます」。

これは、採用パートナーに対して、多様な候補者集団を望んでいることを明確に伝えていることを意味している。1つの方法は、リモートを実践し、幅広い人材集団を確保しておくことだ。「私たちの誓約を守るためには、サンディエゴやサンフランシスコの中心市場にこだわるのが非常に難しいことに気づきました。そこで海外へも進出した結果、優れた人材の新たな集団を数多く発掘することができました」と同氏は言った。

たった今ペティット氏は、戻れるようになった時に自社オフィスをどう動かしていくかを真剣に考えている。特に、主要なテックハブ以外に住んでいる一部の社員についてだ。ある程度リモートワークが続くことはわかっているが、難しいのはオフィスに来ない人たちがチームの一員として完全に溶け込めるかどうかだと同氏は話した。

カテゴリー:ネットサービス
タグ:Kandji資金調達Appleリモートワーク

画像クレジット:Bloomberg / Getty Images

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(文:Ron Miller、翻訳:Nob Takahashi / facebook