インフラストラクチャー・アズ・コードのPulumiがビッグなアップデートでバージョン3.0へ

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Pulumiは、現在、どんどん数が増えているinfrastructure-as-code(インフラストラクチャー・アズ・コード、コードとしてのインフラストラクチャー)の、初期のものの1つだが、同社米国時間4月20日のデベロッパーカンファレンスで、そのクラウドエンジニアリングプラットフォームのバージョン3.0をローンチした。バージョン2.0以降70の新機能と約1000件の改良を盛り込んだ。Pulumiにとって最大のリリースとなる。

このリリースにおける新しい機能は、Google Cloudをインフラストラクチャープロバイダーとしてサポートする(ただし現状はプレビュー)ことから、Pulumiを他のアプリケーションからライブラリーとして呼び出せるためのAutomation APIまでと、非常に多様だ。要するにそれは、デベロッパーがPulumiを前提としたいろいろなツールを書けるための機能であり、彼らはそのツールでSaaSアプリケーションの顧客のために、自分のインフラストラクチャーをプロビジョンして構成することもできるだろう。

画像クレジット:Pulumi

同社はまたPulumi PackagesとComponentsをローンチして、デベロッパーが自分の好きな言語で呼び出せる、独自の考え方によるインフラストラクチャービルディングブロックを作れるようにしている。

さらに、すべての有料プランでPulumiのCI/CD Assistantがサポートされる。これで、1ダース以上もの広く使われているCI/CDプラットフォームがサポートされ、クラウドインフラストラクチャとアプリケーションのデプロイが非常に容易になる。サポートされているCI/CDプラットフォームはAWS Code Service、Azure DevOps、CircleCI、GitLab CI、Google Cloud Build、Jenkins、Travis CI、そしてSpinnakerだ。これまではTeam Proまたはエンタープライズプランのユーザーである必要があったが、これからは有料ユーザーの全員がこのAssistantを使える。

SAML、SSO、SCIm同期化、そして新しいロール(役割)タイプなど、既存のエンタープライズ機能の一部も拡張される。

Pulumiの共同創業者でCEOのJoe Duffy(ジョー・ダフィー)氏は、次のように述べている。「Pulumiを始めたときの狙いは、デベロッパーとインフラストラクチャーのチームがもっと密接にコラボレーションできて、より革新的なソフトウェアを作れることでした。当時知らなかったのは、これが後に『クラウドエンジニアリング』と呼ばれるようになり、顧客もそう呼ぶようになって同じ方向へ進むようになったことです。今日のクラウドはビジネスモデルの全体をすっかり変えつつあるため、私たちもプラットフォーム全体を、この中核的な考え方を中心に置くかたちにしています。Pulumi 3.0は、誰もがクラウドにアクセスできて、一緒により良いソフトウェアを作れるという未来のビジョンを実現するためのエキサイティングな道程であり、さらにそれ以上のものにも備えています」。

カテゴリー:ソフトウェア
タグ:Pulumiアップデート

画像クレジット:BlackJack3D/Getty Images

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(文:Frederic Lardinois、翻訳:Hiroshi Iwatani)