Path Robotics(企業)

製造業の米国回帰に応える溶接ロボットのPath Roboticsが約61億円を調達

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オハイオ州コロンバスのPath Roboticsが米国時間5月3日、5600万ドル(約61億2000万円)のシリーズCを完了したことを発表した。このラウンドはAdditionがリードし、Drive CapitalとBasis SetとLemnos Labが参加して、この溶接ロボットの企業の総資本を7100万ドル(約77億6000万円)とした。

同社は、自動化された製造工程に新たな要素を加え、ロボットによる溶接に注力している。このシステムではスキャニング、コンピュータービジョン、AIを用いて、さまざまなパーツに合わせて調整するが、パーツのサイズ調整は一種の不完全な科学であることを理解している。それに加えて、反射率の高い金属を使うことの難しさもあり、解決すべき興味深いロボット工学の問題がいくつかある。

CEOのAndrew Lonsberry(アンドリュー・ロンズベリー)氏は、リリースで次のように述べている。「現在の工業ロボットは自分の環境とやるべき仕事を理解する能力が乏しい。多くのロボットが単に言われたことを繰り返すだけで、自分を良くしていく能力がない。私たちの目標は、これを変えることです。製造業の未来は、能力の高いロボットにかかっています」。

同社は、溶接工の不足に対応したいと述べている。米国の溶接協会によると、2024年には不足数が40万に達するという。パンデミックによって多くの企業が仕事を国内でこなしたい、と思うようになっている。ここ数十年続いたオフショアリングの傾向に、そろそろ歯止めをかけたいのだ。

カテゴリー:ロボティクス

タグ:Path Robotics資金調達

画像クレジット:Path Robotics

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(文:Brian Heater、翻訳:Hiroshi Iwatani)