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Switchでプログラミングを学んでゲームを作れる、「ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング」発表

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任天堂は5月6日、Nintendo Switchでゲーム作りを体験しながらプログラミングの基本的な考え方が学べるソフト「ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング」を6月11日に発売すると発表した。

これは、Nintendo Switchの中で暮らす不思議な生物「ノードン」(「ノード」のことだね)をつなげてゆくと、簡単なプログラムが作れるというもの。つまり、Scratchのようなノーコード・プログラミングツールというわけだ。ノードンには、「入力ノードン」、「中間ノードン」、「出力ノードン」、「モノノードン」がある。「入力」は、Switchに備わっている入力インターフェイスやセンサー、「中間」は数値の比較や条件式などの演算処理、「出力」はBGMや画面表示などの管理、「モノ」は演算の結果を割り当てるキャラクターやアクションといったところ。

たとえば、入力の「スティックノードン」の「左右」をモノの「ヒトノードン」の「左右」につなぐだけで、Switchのスティックを左右すと画面の中のヒトが左右に歩くようになる。さらに入力の「ボタン」ノードを「ヒトノード」の「ジャンプ」につなげば、ヒトを歩かせながらボタンを押してジャンプさせることも可能になる。

「ナビつき!」のナビとは、チュートリアルとゲームを合体させたような楽しいレッスンのこと。レッスンごとに完成したゲームの仕組みやノードンの役割を、ノードンたちが解説してくれるので、わかりやすく、しかも楽しい。

ひととおりのスキルを身につけたら、「フリープログラミング」で自由にゲームを作ることも可能になる。そこでは、作画ツールでキャラクターを制作したり、BGMのアレンジを変えたりもできる。作ったゲームはインターネットで公開して、世界中の仲間と共有することもできる(ただし有料のNintendo Switch Onlineの加入が必要)。

世界中でSTEM(科学、技術、工学、数学)教育の重要性が叫ばれ、日本でも小学校でプログラミングが必修化されるなど、コンピュータープログラミングを早期から教える動きが加速している。子どもがプログラミングを始めるためのツールはすでに数多くあるが、毎日親しんでいる任天堂のハードウェアとインターフェイスで作ったプログラムが、メジャーなゲームが展開されるその同じ画面で動くとなれば、子どもたちにとって、プログラミング学習の非常に大きな誘因になるだろう。

Scratchなどと違い、プログラムをJavaScriptやPythonなどの汎用言語に書き出すことはできない。あくまで、アルゴリズムに慣れ親しむことを目的としているようだ。しかし、さすがに任天堂だけあって、画面で動き回るキャラクターやBGMなどのクオリティーは非常に高く、教科書的ではない「本物っぽい」感覚はかなり魅力だ。

希望小売価格はパッケージ版が3580円、ダウンロード版が2980円。パッケージ版には、レッスンの復習ができる「ノードンふりかえりカード」が付属する。

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