パトスロゴスが画像10枚から30分でAIモデルを作成できるノーコードの外観検査ソフト「DEEPS」リリース

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パトスロゴスは5月6日、AI画像解析を利用した外観検査システム「DEEPS」の提供を発表した。コードを入力せずに簡単な画面操作でミクロン単位の欠陥まで検知できるのが特徴だ。

製品の外観検査では、いまだに人による目視検査に頼る部分が大きい。一方で専用機による検査は開発コストや運用コストがかかるのに加え、汎用性に欠けるという課題があった。

DEEPSは独自のアルゴリズムを利用することで、10枚の画像からわずか30分でAIモデルの作成が可能。欠陥を99%以上で検出できるという。

DEEPSでは検査対象となる画像を取り込み、傷をクリックで特定(アノテーション)することでAIモデルを作成できる。製品の素材や形状、大きさなどに制約がなく適応できるのが特徴だ。さらに正常品と不良品の両方を学習することで、未知の不良も検出できる。

また従来のAIによる外観検査では、撮影環境の問題により精度が上がらないケースがある。DEEPSでは独自開発の画像処理技術により、明るさや自然光、製品に付着したちりなどによる影響を低減する。

さらにクラウドベースのAI外観検査ソリューションとして、どこでもAIモデルを作成できるのも強みだ。さらに外観検査で不良品が流出するのを防ぐだけでなく、原因を分析し製造ラインへとフィードバックしたり、改善状況をモニタリングしたりすることもできる。

開発元のパトスロゴスによれば、DEEPSの導入により製造業のDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が期待できるとしている。コスト削減と品質向上が同時に望まれる製造現場にとって、注目のソリューションとなりそうだ。

(文:塚本直樹 / Twitter

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カテゴリー:人工知能・AI
タグ:AI / 人工知能(用語)ノーコード(用語)パトスロゴス(企業)日本(国・地域)