ニュース
Tinder(企業・サービス)

Tinderがマッチングを促進する新機能「Vibes」を発表、48時間限定のイベント

次の記事

アップルの忘れ物トラッカー「AirTag」はストーカー対策が十分ではないとの体験レポート公開

好調だった第1四半期決算の発表に続いて、デートアプリのTinder(ティンダー)は新しいライブイベントエクスペリエンスを導入する計画を発表した。「Vibes」という名称の新機能は、先に展開されていたTinderイベントSwipe SurgeSwipe Nightの要素を組み合わせている。時間の制約を伴い、ユーザーのために緊張をほぐす新しい方法を探すのにフォーカスした新種のアプリ内エクスペリエンスをつくるのが目的だ。

解説すると、Swipe SurgeはTinderで長く展開されている機能で、Tinderの使用がユーザーのエリアでいつもより多いときにその旨をユーザーに知らせるというものだ。Surgeの間、アプリの使用は最大15倍活発になり、これによりユーザーがマッチングされる可能性は250%高まる、とTinderは話す。ユーザーはプッシュ通知経由で、あるいはユーザーがアプリを立ち上げたときに「Surge」を知らされる。

一方、Swipe Nightはアプリ内でストーリーが展開されるというもので、そこではユーザーが「自分のアドベンチャーを選んで」方式でアクションを選択するというものだ。そうした選択はユーザーのプロフィールにしばらく表示され、初めての会話で、あるいは会話がぎこちないときに話題を提供する。

VibesはSurge、Swipe Nightどちらの要素も取り込んでいる。

画像クレジット:Tinder

Swipe Surgeと同様、ユーザーはプッシュ通知でVibesイベントを知らされ、また通知がオフになっているときはアプリを立ち上げ時に知ることになる。そしてSwipe Nightと同じく、Vibesの大きな目的はユーザーが「やあ」という以上の会話を始められるようにすることだ。

ただし、Vibesのエクスペリエンスそのものは制作されたビデオシリーズではない。Vibesはユーザーに性格の傾向からポップカルチャーに至るまで一連の質問をユーザーに提示する。そしてSwipe Nightのように、質問に対する答えはユーザーのプロフィールに表示される。この場合、72時間表示される。そしてVibesに参加してマッチングされ人たちが会話を始めると、質問に対する相手の答えをチャットウィンドウで直接見ることができる、とThinderは説明する。

画像クレジット:Tinder

Vibesはまた、ユーザーに2020年からテストが始まったTinderのビデオチャットを使うよう促す。Vibesユーザーは会話をビデオで続けるオプションを持つとのことだ。

各Vibesイベントが継続するのは48時間だけだ。これにより、あらかじめ決められた時間枠にユーザーの潜在的なエンゲージメントを凝縮する。ThinderユーザーがVibesを使うと仮定すると、この機能はアプリのためにエンゲージメントを必要な時にいつでも増やすダイヤルをThinderに与えることになる。

今回の発表は、Tinderなどを展開するMatchのまたも絶好調な四半期決算に続くものだ。Matchは驚くことに、実際に顔を合わせてのデートを抑制した外出禁止措置にもかかわらず、パンデミックをしのいだ。社会的な孤立感を感じながら家にこもったユーザーはオンラインでつながる方法に目を向け、Tinderは成長を続けた。しかし、その成長は新型コロナ感染者の数が増え、ロックダウンが続いている間は緩やかだった。

画像クレジット:Tinder

2021年第1四半期のMatchの売上高は6億6800万ドル(約730億円)で前年同期比23%増だった。Tinder以外のブランドの売上高は30%伸びたのに対し、Tinderは18%で2020年第4四半期の13%からはアップした。ワクチン接種が続く中で新たなノーマル水準を目にしているとMatchは報告した。

Tinderのエンゲージメントもまた直近の四半期ではコロナ前の水準を超えた、と同社は指摘した。コロナ前のベースライン期間と比較すると、毎日のスワイプは15%増、メッセージも19%増、そして会話時間は32%長くなった。

Vibesは2021年5月下旬に提供が始まる。

カテゴリー:ネットサービス
タグ:Tinderデートアプリ

画像クレジット:Tinder

原文へ

(文:Sarah Perez、翻訳:Nariko Mizoguchi