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金属3DプリントのDesktop Metalが木製3Dプリントもラインアップに

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Desktop Metal(デスクトップ・メタル)は、米国時間5月6日、木材の3Dプリンティングツール「Forust(フォラスト)」の買収、ローンチを発表した。2019年創業のForustは、インテリアデザイン向け3Dプリントに特化している。同社の「非破壊的」プリント手法は、これまでほとんど報道されることなく目立たずにいたため、理想的な買収候補になった。

実際に大規模な資産買収が行われたのは2020年10月で、提出書類によると、価格は250万ドル(約2億7000万円)でうち200万ドル(約2億2000万円)が現金で支払われた。それ以来Desktop MetalとForustは正式発表前から共同作業をしていたようだ。

この日に発行されたプレスリリースで、Desktop MetalはForustを、自社の新たな製造プロセスの名前として製品ラインに加えたことを発表している。このテクノロジーはセルロース粉末とリグニンという、製材産業と製紙産業それぞれの副生成物を活用している。

画像クレジット:Desktop Metal

「Desktop Metalの一員として、Forustは建築家、デザイナー、製造メーカーなどがデザイン志向のテクノロジーを活用し、木材廃棄物の利用方法を見直す機会を提供します。たとえ作るのが1個だけでも1000個でも100万個でも」とForustの共同ファウンダーでCEO Andrew Jeffery(アンドリュー・ジェフリー)氏はTechCrunchに話した。「Forustには、3Dプリントされた持続可能な木製デザインを創造して、企業や消費者が美しくて頑丈な木製品を作れるようにすることで、インテリア・デザイン、家具、家庭用品などさまざまな産業に役立てる可能性があります」。

両社はサンプルとデザインをオンラインで提供する。製品群には、建築用アクセント、家具、ボウルや花瓶などの家庭用製品がある。

画像クレジット:Desktop Metal

「Forustの木製部品の用途はまさに無限です」とDesktop MetalのCEO Ric Fulop(リック・フロップ)氏がプレスリリースで述べた。「現在ポリマーとプラスチックが使われている多くの応用分野を、持続可能な木製部品でコスト効果高く置き換えることができます。インテリアや、家電製品、航空機、船舶、家庭用品、さらにはフローリングや屋根瓦にまで、豪華な高級部品を使うことができます」。

Forustに加えて、Desktop Metalは同じ提出書類で、金属板プリンティング会社であるFigur Machine Tools(フィギュア・マシン・ツールズ)から「取得可能テクノロジー資産」を買収したことも発表した。2020年8月、Desktop Metalは評価額25億ドル(約2727億6000万円)でSPAC(特別買収目的会社)による上場を計画していることを発表している。

関連記事:金属3Dプリント技術を擁するDesktop MetalがSPACを利用したIPOで2600億円超企業に

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タグ:Desktop MetalForust木材持続可能性買収3Dプリント

画像クレジット:Desktop Metal

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(文:Brian Heater、翻訳:Nob Takahashi / facebook