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今週のロボティクスニュースは「ハンバーガー」と「自動車」

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正直に言おう。ロボティクスにとってニュースの少ない1週間だった。実際私がこの連載をスタートしてから初めてのことだ。もちろん、この分野は常に一定の満ち引きをくりかえしていて、ロボティクス投資が特にアクティブだった最中でさえそうだった。

その意味で、Path Robotics(パス・ロボティクス)の5600万ドル(約61億円)のシリーズBは今週のビッグニュースだ。実際、オハイオ州コロンバス拠点の同社にとってこれはかなりの規模のラウンドだ。中西部でロボットが成功するのを見るのは本当にうれしいし、製造工程にぴったりはまったものは特にそうだ。

この会社は溶接ロボティクスに特化している。能力のある労働者が不足している数多い製造職の1つだ。同社は2024年までに最大40万人不足するというAmerican Welding Society(米国溶接学会)の数字を引用した。関心はパンデミックによっても高まり、これまで以上に多くの会社がプロセスの一部でも米国に取り戻そうと方法を探している。

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画像クレジット:Symbio

製造業といえば、この2021年2月に私はSymbio Roboticsという会社と話をした。当時のビッグニュースは、ベイアリアのスタートアップが日産とトヨタと提携したことだった。この度、そこへもう1つ業界のビッグネーム、Ford(フォード)が加わった。米国の自動車巨人はここ数年ロボティクス全般に数多くの投資を行っている。

「モビリティの状況が急速に変化を続ける中、いっそう速い製品ライフサイクルの需要が高まっています」とFordの先進制御およびデジタル工場マネージャーのHarry Kekedjian(ハリー・ケケジアン)氏がリリースで述べた。「Symbioの技術を使うことで、当社はサイクルタイムを15%改善し、従来の製造方法と比べて新製品への対応時間を50%以上削減しました」。

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CookRightは世界初のAI応用クッキング・プラットフォームで、製品と作業を自動的に識別して追跡することができる(画像クレジット:Miso Robotics)

Miso Robotics(ミソ・ロボティクス)については最近あまりTechCrunchで扱ってこなかった。少なくとも同社がハロルド&クマー行きつけのハンバーグ店White Castle(ホワイト・キャッスル)との提携を2020年10月に発表して以来。おもしろいことに、ハンバーガーロボットFlippy(フリッピー)のメーカーの最新ニュースに、ロボティクスの話題はなかった。今週同社はソフトウェア・プラットフォームCookRight(クックライト)を発表した。タッチスクリーンタブレットとサーマルイメージングを組み合わせたシステムで、基本的に現在Flippyに送っているのと同じような料理手順を調理人に送信する。

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カテゴリー:ロボティクス
タグ:Path RoboticsSymbio RoboticsMiso Robotics

画像クレジット:Path Robotics

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(文:Brian Heater、翻訳:Nob Takahashi / facebook