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ClubhouseがついにAndroidアプリを発表、急激にインストール数が減少する中まずは米国のみ

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Clubhouse(クラブハウス)が、ついにAndroid版アプリの配信を開始した。米国に住んでいる人であれば、Google Play(グーグル・プレイ)ストアからダウンロードできる。

音声ベースのソーシャルネットワークであるClubhouseは、米国時間5月9日、米国内のユーザー向けにベータ版のAndroidアプリをGoogle Playストアで公開した(日本ではダウンロードできず「事前登録」となっている)。今後は他の英語圏の国で、続いてそれ以外の国でも、順次利用可能になる予定だという。

直近の資金調達で企業価値が約40億ドル(約4350億円)と評価されたこのソーシャルネットワークは、2020年まずiPhone専用アプリとして登場した。このアプリは瞬く間に人気を博し、知名度の高い複数の有名人、政治家、投資家、起業家を魅了した。

関連記事:テック大手のクローンが続々登場しようとする中、Clubhouseが4326億円の評価額で調達額非公開のシリーズCラウンド実施

Clubhouseは、2021年初めにAndroid版アプリの開発を開始し、2021年5月から外部でベータ版のテストを開始している。同社は日曜日に行われたタウンホールミーティングで、製品に求める機能としてはAndroidで利用できるようにして欲しいという要望が最も多かったと述べた。

「私たちの計画では、今後数週間でコミュニティからのフィードバックを収集し、問題が見つかれば修正して、最終的にPayments(クリエーターへの送金機能)やクラブ作成などの機能をいくつか追加してから、より広範囲に展開する予定です」と、チームは公式ブログで述べている

モバイル調査会社AppMagic(アップマジック)の推計による主な市場におけるClubhouseのダウンロード数。Clubhouseの正確なダウンロード数はモバイルインサイト企業によって異なるが、いずれもここ数カ月でClubhouseアプリの人気が低下していることは認めている)

Clubhouseがその成長を維持するのに苦労している中(AppMagicなどのモバイルインサイト企業のデータによると、Clubhouseのインストール数はここ数カ月で急激に減少している)、今回リリースされたAndroid版アプリは、このスタートアップ企業が世界中に進出する上で、それを牽引する重要な役割を果たす可能性が高い。

Clubhouseは、ユーザーが誰でも招待なしでサービスに参加できるようにすれば(理論上は)成長を加速させることもできる。しかし、同社によれば、ウェイティングリストと招待のシステムを維持することは「節度のある成長を保つ」ための取り組みの一環であるという(Clubhouseは、ここ数カ月の間にいくつかのモデレーション上の課題に直面している)。

Facebook(フェイスブック)、Twitter(ツイッター)、Discord(ディスコード)、Spotify(スポティファイ)、Reddit(レディット)、Microsoft(マイクロソフト)のLinkedIn(リンクトイン)など、多くの大手テクノロジー企業が同様のサービスを開始したり、その計画を発表している中、ClubhouseのAndroid版はリリースされた。

TwitterがClubhouseの類似サービスとして開発したSpaces(スペース)は、a16z(アンドリーセン・ホロウィッツ)やTiger Global(タイガー・グローバル)が支援するこのスタートアップに対する最大の競合の1つとして登場した。Twitter SpacesはAndroidでも利用可能であり、インドの著名なスタートアップ企業の創業者が日曜日に開催した予定外のイベントでは、数分間で数百人ものリスナーを集めたこともある。

「私たちの計画では、夏に向けてバックエンドの拡張を進めながら、さらなるオープン化を進め、iOSのウェイティングリストに登録されている何百万人もの人々を迎え入れ、サポートする言語の数を増やし、アクセシビリティ機能を追加して、世界中の人々がそれぞれ自分に適した方法で、Clubhouseを体験できるようにする予定です」と、Clubhouseのチームは書いている。

現在のところ、Clubhouseのベータ版Android向けアプリには、トピックをフォローする機能、アプリ内翻訳、ローカリゼーション、クラブを作成・管理する機能、TwitterやInstagram(インスタグラム)のプロフィールへのリンク、Paymentsなど、多くの機能が欠けており、プロフィール名やユーザー名を変更することもできない。

「Android版のClubhouseは、より完全なものに感じられるようになっていくはずです」と、同社の公式ブログには書かれている。

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カテゴリー:ネットサービス
タグ:Clubhouse音声ソーシャルネットワークAndroidアメリカGoogle Playアプリ

画像クレジット:SOPA Images / Getty Images

原文へ

(文:Manish Singh、翻訳:Hirokazu Kusakabe)