ステイホームを楽しくしてくれるプロジェクターNebula Capsule Ⅱ、Rentioで1週間レンタルし購入

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緊急事態宣言が発令されステイホームが続き、おうち時間を動画鑑賞やゲームで過ごす人も少なくないだろう。私もその1人で、映画館に行けない代わりに家でも大画面で動画を楽しもうと、ホームプロジェクターをレンタルから試し、購入に至ったので、そのエピソードをご紹介したい。

目的に合わせてプロジェクターを比較

私がホームプロジェクターに関心を持ったきっかけは、以前、週末旅行で友人が持ってきたAnkerの「Nebula Capsule」で、一緒に映画を観たことだった。Android TV搭載で、パソコンやスマートフォンと接続することもなく、普段契約しているOTT経由で動画が映し出され、内蔵スピーカーの音もだった。ペットボトルサイズよりひと回り大きいそれは、会議室に据え置かれた、あの、白く四角く排気音がうるさいプロジェクターの概念を覆した(私が最終的に購入したCapsule iiと基本機能は変わらない)。

自宅で大画面動画を見るという目的だけならば、解像度も音も良い大型4Kテレビに買い替えてスピーカーを買い足すのが正解だが、正直、日中のほとんどをモニターに向かって仕事をして過ごし、テレビを見る回数も激減している今、場所をとる高価な家電を新たに購入する気もあまり起こらなかった(それに、その夢はもっと広い部屋に越してから叶えても良さそうだ)。

これまでホームプロジェクターにあまり馴染みがなく、現物を見て比較してみようと、まずは家電量販店に向かった。ビジネス用途のプロジェクターに混ざって、目当てのホーム向けが並ぶ。四角いビジネスプロジェクタータイプの中には、映像も音もで自宅鑑賞にも推奨されているものも存在するのだが、あの排気音がどうにも懸念なのと、その形が仕事の場面を彷彿とさせたり、パソコンに繋がないと投影できないことが手間に感じるなど、どうにも気乗りがしなかった。

シーリングライト一体型で狭い部屋でも大画面が楽しめるpopin aladdin 2

店頭で最も大きく展示されていたのは「popIn Aladdin 2」だった。シーリングライト一体型で場所を取らず、台形補正機能を利用し壁から1.2mあれば約60インチまでの投影が可能。Harman/Kardon製のスピーカーを採用しており、BluetoothとAirplayに対応で音楽だけでも楽しめる。店頭の模擬体験コーナー(ベッドルームを模してあり、ベッド真上に機体、正面にホワイトスクリーン)では、機体の真下にいないと音の満足感にやや欠けるものの、映画や音楽に強いこだわりがなければ、機体が邪魔にならず、位置調整が不要で、ただリモコン1つでテレビのように大画面動画が楽しめるというUIが大変楽に感じた。これは良いかもと、念の為に投影距離などを確認するために自宅に帰って天井を見上げてみると、popIn Aladdin 2非対応の四角いシーリングライトがそこにあった。

自宅環境での親和性を測るためRentioを利用

そもそも、自宅で大画面動画を見るだけでなく、今後、出先でも楽しみたいという目的もあるので、今回買うべきはモバイル型だと後から冷静になった(それくらいpopIn Aladdin 2は魅力的であることを特筆したい)。一方、天井設置のpopIn Aladdin 2以外のプロジェクターとなると、大画面投影のため、焦点距離が稼げる位置が見つかるかが鍵となる。壁に寄せて投影できるものも増えてはきたが、ゼロ距離とはいかないし、そもそも小さい投影画面になるならプロジェクターを買う意味がなくなってしまう。また、店頭と違い、静かな室内で、排気音がどれほどするのかも気になる。ロールスクリーンを買った方がいいのか、内臓スピーカーの音質はどれほどなのか。安い買い物とは言えないプロジェクター、しっかり検証してから購入したい。

そこで利用したのが、家電レンタルサービスの「Rentio」だ。Rentioでは、本体価格が5万円以上、高いものだと10万円を超えてくるプロジェクターでも、1週間5000円程度でレンタルが可能。箱に入って送られてきて、返却時はそのままコンビニからの返送が可能であり、なにより(中古にはなるが)レンタル料金を差っ引いた価格でそのまま購入可能という手軽さが魅力だ。スクリーンなどの周辺器具も併せて借りることができる。

自宅で大画面を楽しむならpopin Aladdin 2、携帯する可能性があるならCapsule ⅡかMoGoPRO+を試して環境改良していくのがよさそうだ

斜め投影が可能な「MoGo」とも迷ったが、Rentioでの取り扱いがなく、結局一度前身モデルを体験済で有力候補の「Nebula Capsule Ⅱ」を借りた。付属のリモコンで操作が出来るが、アプリを入れればスマートフォンからも操作が可能だ。ボタンを2秒長押しして電源を入れるとすぐに投影が始まる。画面を見ながら、Wi-Fiと接続し、Googleアカウントでログイン。YouTubeなどの他、Nebula Manager経由で各アプリをインストール、アプリログインすればAmazon Prime、Netflixなどもすぐに見られる。360度スピーカーも搭載しているため離れていてもよく聞こえ、心配していた排気音や熱も問題なかった。歪んでいるとすぐに自動補正してくれる(ただし、何度もやりすぎると、付き合いきれないのか落ちてしまう)。

Capsule iiで天井投影を試している様子。梁、エアコン、ライトなどの位置によっては調整が難航する

下部に接続穴があり、カメラ用の三脚を取り付けることが可能

モバイルバッテリー搭載なので置き場所の自由度も高い。旅先にも連れて行けるし、憧れの天井投影にも挑戦できる(popIn Aladdin 2はこれができないので、天井投影に憧れている人にもRentioで試すのはおすすめだ)。設置は簡単で、顔の横に置電気を全面的に消し、寝っ転がるだけだ。身体を動かすと機体が転がってしまって画像がブレることがあるので、三脚をつけた上で左右を固定し、上を向かせると安定しやすい。

こんなに簡単に最高の環境が手に入る、と思いきや、顔の真横の熱と排熱音がどうにも気になってしまう。映画好きとしては音が片側から聞こえてくることも若干不満だ。顔から離してうまく投影して、耳に対し垂直で設置できる場所を探そうと試行錯誤して1時間が経ち、その日は寝ることにした(天井投影の最適解は今も模索中である)。

Capsule Ⅱの購入を決定

1週間レンタルは、このように使用時の解像度を上げるのにちょうど良かった。Capsule Ⅱは充電しておくと2時間半の連続再生が可能で、キャンプやワーケーション先で使う用途でスポットレンタルするのにも向いている。10時間再生が可能なBluetoothスピーカーとしても使える。斜め投影可能なMoGoPRO+とも迷ったが、レビューブログを読んで音に関して若干の不安があったこと、Rentioで取り扱いがなかったことから、そのままRentioでCapsule Ⅱを購入することにした。

インテリアにも馴染み、コンパクトなNebula Capsule Ⅱ。ちょこんとしているが音も性能もパワフルだ

部屋にBB8やミレニアム・ファルコンが転がっているWarsieとしては、R2-D2の起動音で電源が入るという仕様の、シリアルナンバー入りR2−D2 Editionにするかは最後まで迷ったが、若干値段が高いことと、Wi-Fiの接続や初期設定をやり直す面倒さが勝った。常設に適した場所が結局見つからなかったため、都度角度調整が必要なのがやや煩わしくはあるが(三脚をつけて固定しているがどうにもずれる)、今の所、自宅で映画館気分を味わえており満足している。広い家に越して、ベッドルームにpopIn Aladdin 2を、リビングに65インチのテレビとアンプとスピーカーを設置、キャンプや旅行にCapsule Ⅱを携帯するのが最良なことは言わずもがなで、この布陣はいつか整えたい。

まずは一泊体験してみる方法も

ちなみに、プロジェクターで動画を見る体験に慣れていない人は、川崎にあるThe Next Generation Digital Hotel「Slash Kawasaki」というシアターホテルがおすすめだ。客室内には北米No.1シェアのSerta社マットレスを用いた電動リクライニングベッド、天井設置型プロジェクター、自動昇降スクリーンが常設されて80インチという大画面で動画を楽しめる。誰かと気楽に映画を楽しむには最高の環境である。プロジェクターのある生活へ、一歩踏み出してみてはいかがだろうか。

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カテゴリー:ハードウェア
タグ:AnkerRentioプロジェクターレンタルレビュー