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ハーレーダビッドソンが電動バイク「LiveWire」を単独ブランドとしてスピンアウト

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Harley-Davidson(ハーレーダビッドソン)の電動バイク「LiveWire」は、単独ブランドとして独立し、そのロゴとブランド名が変わる。

ハーレーダビッドソンがLiveWireを披露したのは2018年で、定価2万9799ドル(約324万5000万円)はモーターバイクの価格として最高の部類だった。その翌年から生産を開始したが、特定の車種で充電に問題があり、一時生産を停止するといったつまづきもあった。米国時間5月10日、Harley-DavidsonはLiveWireブランド「初」となる電動バイクの2021年7月8日発売で、一般公開はその1日後のInternational Motorcycle Showの会場になると発表した。

ロイターの2019年の記事によると、この電動バイクは若い世代のライダーたちに売りにくい、とディーラーたちがこぼしていたという。彼らによると、問題の一部は価格で、それはTesla(テスラ)のModel Sなどと変わらない。ハーレーの顧客基盤は今だにベビーブーム世代だが、彼らは、もはやかつての製品のイメージだった若者ではない。単独のブランドとして独立したことが、今の若くて懐が豊かなライダーを魅きつけるか、それが疑問だ。

両社は技術の進歩を共有し、LiveWireは「ハーレーダビッドソンのエンジニアリングの専門知識、製造拠点、サプライチェーンインフラストラクチャーおよびグローバルなロジスティクス能力の恩恵を受ける」とHarley-Davidsonは発表している。

LiveWireはカリフォルニアを皮切りに、専用のショールームと、シリコンバレーとミルウォーキーをハブとした「バーチャル」な本部を持つ。

ハーレーダビッドソンは米国で最も知名度の高いバイクのメーカーだが、このところ業績は伸び悩んでいる。2020年の年商は前年に比べて24%近く落ち込んだが、原因の一部はパンデミックによる経済的影響だ。2020年夏には「The Rewire」というスローガンを掲げたリストラで、全世界で700人をレイオフした。

2021年打ち上げた新しい5カ年計画のスローガンは「The Hardwire」で、そこには電動マーケットへのさらなる投資も含まれている。ハーレーダビッドソンはすでに2020年11月には電動自転車Serial 1 Cycleをリリースしており、その方向へ動き出している。「Rush/Cty Speed」は最高時速28マイル(約45キロメートル)で価格は5000ドル(約54万4000円)だ。

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カテゴリー:モビリティ
タグ:Harley-Davidson電動バイクLiveWire

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(文:Aria Alamalhodaei、翻訳:Hiroshi Iwatani)