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フェイスブックがリンク共有前に内容を読むよう促すポップアップメッセージをテスト中

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悪質な振る舞いというパンドラの箱が開いてから数年経ち、ソーシャルメディア企業は人々がプラットフォームを利用する方法を再形成する微妙な方法を見つけようとしている。

先導したTwitter(ツイッター)に続き、Facebook(フェイスブック)はユーザーがリンクを共有する前にその内容を読むよう推奨する新機能を試している。このテストは、世界中のFacebookのAndroidユーザーの6%にリーチし、プラットフォーム上にあるニュース記事に関して「インフォームド・シェアリング」を段階的に広めることを目指している。

ユーザーは引き続き気軽にクリックしてどんな話題でも共有できるが、エクスペリエンスに「摩擦」が加わることで、現在プラットフォームを支配する炎上コンテンツの類いを共有してしまう可能性に一度思いを巡らせることができるかもしれない。

Twitterが2020年6月に導入したプロンプトは、ユーザーがリンクをリツイートする前にその内容を読むよう促す。同社はテストが上手く機能したとすぐに判断し、より多くのユーザーに拡大した

関連記事:Twitterが「リツイートの前に読め」プロンプトを全ユーザーに適用、脊髄反射リツイート防止へ

Facebookは2020年、同様のプロンプトを試し始めた。2020年6月、オリジナルのコンテキストから抜き出された誤解を招くストーリーを減らすため、90日以上経過したコンテンツを共有する前にユーザーに警告するポップアップメッセージを公開した。

Facebookは当時、ある種の誤った情報を減らすため、他のポップアッププロンプトを検討していると述べた。Facebookは数カ月後、新型コロナウイルスに関連して共有されるすべてのリンクの日付と出典を付した同様のポップアップメッセージを適用した。

この戦略は、Facebookが人々を誤った情報から遠ざけ、新型コロナや2020年の選挙などの「ホットボタン」となる問題に関して独自の検証済みリソースに誘導するという受動的な戦略を同社が好んでいることを示している。

この種の穏やかな行動形成が誤った情報の蔓延にどの程度影響を与え得るのかを判断するには時期尚早だが、TwitterとFacebookはいずれも、ユーザーの口汚いコメント投稿を思いとどまらせるプロンプトも試してきた

自身の悪い行動は観察されているという感覚をユーザーに与えるポップアップメッセージは、ソーシャルプラットフォームで適正化のオートメーションが進んでいる分野の1つかもしれない。ソーシャルメディア企業が誤った情報や悪用された既存のプラットフォームを捨て、プラットフォームをゼロから慎重に再構築することで、ユーザーはおそらくはるかに優れたサービスが受けられると思われるが、それには行動の変容を促す小さな「後押し」が必​​要になる。

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カテゴリー:ネットサービス
タグ:FacebookSNS

画像クレジット:Bryce Durbin / TechCrunch

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(文:Taylor Hatmaker、翻訳:Nariko Mizoguchi