サムスンもMWCバルセロナ2021会場出展を見送り

次の記事

シェサイクルプラットフォームを展開するOpenStreetとJR東日本が駅と地域間結ぶ移動機能で連携

またも大手メーカーがバルセロナで開かれるMWC(モバイル・ワールド・コングレス)イベント会場での参加を見送ると発表し、2020年に少し似た感じになり始めている。開催まで約1カ月半と迫る中、Samsung(サムスン)はGoogle、IBM、Nokia、Sony、Oracle、Ericssonなどがすでに名を連ねている、増えつつある不参加企業リストに加わった。

「従業員、パートナー、顧客の健康と安全が当社の最優先事項であり、2021年のモバイル・ワールド・コングレス会場での展示には参加しないと決定しました」と同社はTechCrunchへの声明文で述べた。「バーチャルでの参加を楽しみにしており、新しいモバイルエクスペリエンスを進化させるために引き続きGSMAや業界パートナーと協業します」。

2020年はイベントに至るまでの間に企業が次々に逃げ出すドミノ効果のようなものがあり、最終的にイベントは中止された。それから1年、明らかに状況は大きく変わっている。ウイルスはかつてのように未知のものではないが、その影響はいまだに大きく、世界の大半に大打撃を与えている。ワクチン展開がすばやかったところにおいてですら、ぎゅうぎゅう詰めの会場で行われる大規模なグローバルイベントへの出席となると疑念が山ほどある。MWCはすでに例年の2月から3月にかけての開催というタイムフレームを数カ月後ろ倒しにしていたが、運営組織はこれまでのところ会場でのイベントの必然性に自信を持っている。

MWCの運営組織GSMAはこのほど「誰もがMWCバルセロナ2021に参加するわけではありませんが、Verizon、Orange、Kasperksyを含む出展企業がバルセロナでイベントに参加することを楽しみにしているのを喜ばしく思っています。多くのがユニークなMWCエクスペリエンスを楽しめるよう、我々は業界の先端をいくバーチャルイベントプラットフォームを開発しました。MWCバルセロナのすべての友人たちが自分たちに合った方法で参加できるよう、会場、そしてバーチャルのオプションが用意されています」とTechCrunchに話した。

Samsungの不参加表明を受け、TechCrunchはさらなるコメントを求めている。GSMAは、台北で今後開催されるComputexと同様、MWCをハイブリッドイベントのようなものと位置づけてきた。多くの有名企業が不参加を決め、会場での要素がどのようなものになるのか現時点で語るのは難しい。いずれにしろ、ノーマルに近い状態に戻るとしても、バーチャル要素はすぐになくなりはしないと考えても差し支えはなさそうだ。

関連記事:【コラム】2021年、テック見本市は復活するのか?

カテゴリー:イベント情報
タグ:MWCSamsungバーチャルイベントバルセロナMWC 2021

画像クレジット:Pau Barrena/AFP / Getty Images

原文へ

(文:Brian Heater、翻訳:Nariko Mizoguchi