ブロックチェーンでアートの価値を支えるスタートバーンが11.2億円調達、信頼性担保強化や次世代NFTインフラ提案

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「アート×テクノロジー」を理念に掲げアート領域でのブロックチェーン活用に取り組むスタートバーンは5月12日、第三者割当増資による11億2000万円の資金調達を発表した。

今回の資金調達には、引受先として京都大学公認VCのみやこキャピタル、東京大学エッジキャピタルパートナーズなどが参加した。資金はアート作品の信頼性を守るためのブロックチェーン証明書「Cert.」の仕組み強化と国際的な普及の推進、アートのためのブロックチェーンシステム「Startrail」による次世代NFTインフラの提案、ウェブメディア「Tokyo Art Beat」のアップデートに利用される予定だ。

まずCert.では、「発行者の審査の徹底」と「作品とブロックチェーン上での情報の紐付けの強化」が行われる。さらに「アーカイビングとしての機能」を追加し、「デジタル作品への発行対応」を開始する。

次にNFT活用に関しては、2次流通を見据えた管理システムの提案として「法人向けNFT導入パッケージの提供」や、「既存NFTマーケットが抱える課題と最適解を公開」を挙げている。そしてTokyo Art Beatではウェブサイトとアプリのリニューアルを予定している。

2014年設立のスタートバーンは、Cert.発⾏サービスStartbahn Cert.の提供、またアート作品の証明書や来歴の管理などアートの流通を支えるブロックチェーンインフラ「Startrail」の構築をメイン事業として展開するスタートアップだ。「アートの民主化」を目的としており、ブロックチェーン技術によりアート作品の取引や利用をより安全でスムーズに行える世界を目指している。

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カテゴリー:ブロックチェーン
タグ:アート(用語)NFT / 非代替性トークン / クリプトアート(用語)スタートバーン日本(国・地域)