人工知能・AI
ディープラーニング / 深層学習(用語)
機械学習 / ML(用語)

東工大発ネフロックが任意画像から別画像を生成する技術関連の特許取得、ジンズがメガネ試着サービスに導入

次の記事

量子コンピュータ同士をつなぐ「量子モデム」を開発するオランダのQphoXが約2.6億円調達

ディープラーニングを用いたAIの研究開発・システム構築・アルゴリズムライセンス事業を行うネフロックは5月12日、ある画像から別の画像を生成する画像生成技術に関する課題を解決し、幅広いビジネスへの応用につながる技術の特許を取得したと発表した(特許第6856965号)。

従来の画像生成技術では、状態Aの画像から状態Bの画像を生成するには状態Aと状態Bのペアとなる画像データを用意し、その相関関係を学習することによってモデルを生成する方法が知られていた。しかし人間など生体画像の場合、変更点以外が完全に一致しているペアの画像を用意するのは難しく、またそのようなデータセットも当時存在しなかったという課題があった。

ネフロックはこの課題を、教師データ生成フェーズ、学習フェーズ、推論フェーズという3段階構成で解決したという。まず教師データを生成するフェーズを組み込むことで、適切な学習用データを用意する。そして次の学習フェーズで別の種類のネットワークを用いて学習させ、最後の推論フェーズで未知の画像から適切な画像を生成することが可能となる。

東工大発ネフロックが任意画像から別画像を生成する技術の特許取得、ジンズがメガネ試着サービスに導入

東工大発ネフロックが任意画像から別画像を生成する技術の特許取得、ジンズがメガネ試着サービスに導入

東工大発ネフロックが任意画像から別画像を生成する技術の特許取得、ジンズがメガネ試着サービスに導入

ネフロックの技術はすでに、着用中のメガネを消して別のメガネを試着できるという、ジンズの「MEGANE on MEGANE」(メガネオンメガネ)というサービスに組み込まれている。

ネフロックによれば今回の発明は、アクセサリーや衣装の有無、メイクや髪型変更、整形、ダイエットの前後、ある人物の現在/過去/未来といった人物画像における応用例、ある物品の傷の有無、正常/異常、風景の季節A/季節Bといった物品や風景画像における応用例、そして人や物の実在画像/イラスト/CG/アバターといった応用例が想定されるとしている。

関連記事
Preferred NetworksがCrypkoを含む深層学習活用のデジタル素材生成システムをクリエイティブ産業向けに開発
東大・松尾研発のAIスタートアップACESとメガネブランドZoffが業務提携、行動認識技術を用いたDXに取り組む
ZOZO研究所のファッションコーデ関連論文がコンピュータービジョンの国際会議ECCVで採択

カテゴリー:人工知能・AI
タグ:ディープラーニング / 深層学習(用語)東京工業大学(組織)ネフロック(企業)日本(国・地域)