ロボティクス
料理 / クッキング(用語)
レストラン(用語)
資金調達(用語)
Chef Robotics(企業)

AIでレパートリーが増えるロボットで厨房の自動化を目指すChef Roboticsが約8.4億円調達

次の記事

Linuxカーネル5.13のリリース候補版RC1がAppleシリコン「M1」搭載Macを正式サポート

1年半にわたる世界的なパンデミックは、ほぼすべての分野の労働力に大きな影響を与えた。未来の自動化という点では、食品の調製はリストの筆頭とまではいかないが(おそらく、当面は倉庫フルフィルメント業務に軍配が上がるだろう)、確実に上位に位置している。そして、2020年以降の出来事により、多くの厨房(ちゅうぼう)が代替の労働力を探していることは容易に想像がつく。

サンフランシスコを拠点とするChef Roboticsは米国時間5月13日、調理の特定の側面を自動化することを目指し、プレシードおよびシードラウンド合わせて770万ドル(約8億4000万円)を調達したと発表した。Kleiner Perkins、Promus Ventures、Construct、Bloomberg Beta、BOLD Capital Partners、Red and Blue Ventures、Gaingels、Schox VC、Stewart Alsop、Tau Venturesなど、多くの投資家が参加している(シードとプレシードを合わせた発表のため、投資家のリストはかなり長い)。

製品チームには、Cruise(GMクルーズ)、Google(グーグル)、Verb Surb、Zoox、Strateosなどの元社員が含まれている。Chefのチームは、まだ同社のロボットを披露する準備ができていない(そのため、上の写真は一般的な厨房のストック写真#8952だ)。これまでに発表された概要は、生産量の増加と一貫性の向上、そしてプロセスからの食品ロスの削減を目的とした、ロボティクスとビジョンシステムだ。この種の技術では、ファストカジュアルレストランが主な対象になると思われる。

同社は、この技術を次のように説明している。

「Chefは、人間の柔軟性を模倣して設計されており、ハードウェアの変更を最小限に抑えながら、何千種類もの食材を扱うことができます。Chefは、時間の経過とともにより多くの食材を扱う方法を学習し、またプロセスを改善できるAIを使ってこれを実現します。これにより、お客様は頻繁にメニューを変更することなどが可能になります。さらに、Chefのモジュール式アーキテクチャは、スタッフを増員するのと同じように、お客様が迅速にスケールアップすることを可能にします(ただし人間とは異なり、Chefは常に時間通りに出勤し、休憩も必要ありません)」。

基盤となる技術の詳細は、近日中に発表されると思われる。

関連記事
フードデリバリーのDoorDashがサラダづくりロボットのChowboticsを買収
SFのようにロボットがその人に合わせた料理を作る自動化食堂Karakuri

カテゴリー:ロボティクス
タグ:Chef Robotics資金調達レストラン料理人工知能

画像クレジット:ansonmiao / Getty Images

原文へ

(文:Brian Heater、翻訳:Aya Nakazato)