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パンデミック以降、最もロボットによる自動化が進んだのは倉庫と工場

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パンデミックのゴールが(少なくとも一部の人には)見え始めた今、過去1年半に起きた出来事によって最も影響を受けたセグメントは何かを評価するよい時期だろう。ロボティクスに関しては、あらゆる場所で投資が行われた。正当な理由によって。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、仕事のやり方に深く永続的な影響を与える運命にあり、ロボットとオートメーションはかつてないほど大きな役割を担いそうだ。

主たるターゲットは食品だ。製造と医療もそうであり、すべて明確な理由による。しかし、調べてみると最も早く強い影響を受けたのは倉庫とフルフィルメントかもしれない。オンライン販売は驚くべき時を経験した。率いたのは、当然、Amazon(アマゾン)だ。

同社はアラバマ州のあるフルフィルメントセンターで労働者や組合主催者と対峙する一方で、新たなフルフィルメントセンターを準備していた。最新はルイジアナ州シュリーブポートで、John Bel Edwards(ジョン・ベル・エドワーズ)州知事はこの新しい倉庫を「ロボティクス・フルフィルメント・センター」と呼んでいる。

どこでもそうだが、それは人間とロボットの組み合わせを意味している。どうバランスをとるかについての問題はもちろんまだある。そして、予想されるように、組合びいきのAmazon労働者による、ロボットのように扱われていることが職場の最大の懸念だ、という話は頻繁に取り上げられている。

Amazonの世界で浮かび続けたいという気持ちは、多くの倉庫がたった今ロボティクスに興味を持っている大きな理由だ。つまるところこのテクノロジーは、小売業者に競争力を与えただけでなく、世界的パンデミックの中でも運用を続ける手助けをした。

Berkshire Grey(バークシャー・グレイ)はこの分野のビッグプレイヤーの1つで、少なからぬ資金を調達している。マサチューセッツ州ボストン地区を拠点とする同社はこれまでに2億6300万ドル(約288億円)を調達しており、2020年SPAC(特別買収目的会社)による上場を発表した。米国時間5月13日に同社は、資金の一部をカナダ、日本を含む海外市場への拡大に使用することを発表した

画像クレジット:Berkshire

「2020年はeコマース企業、小売、食料品、およびパッケージを扱う運輸業者にとって転換期でした。2021年もそれは続いています。顧客ニーズを満たすために自動化が必要であることは以前から言われてきたことですが、パンデミックはその変化を加速し必要性を高めました」。とファウンダーでCEOのTom Wagner(トム・ワグナー)氏がリリースで述べた。「消費者行動の数多くの変化は今後も続くものであり、それは企業がロボティクスオートメーションの採用によって運用を改善し、ニーズを満たす必要があることを意味しています。ビジネス目標と消費者の期待を満たすために当社のAI利用ロボティックソリューションを選んでくれた企業と仕事をすることを、私たちは誇りに思っています」。

すでにホットな中国市場の勢いも続いている。Youibot(ユーアイボット、優艾智合)は今週、Softbank Ventures(ソフトバンク・ベンチャーズ)のリードで1500万ドル(約16億円)の資金調達を実施したことを発表した。深圳拠点の同社は、当地のアクセラレーターであるHAX(ハックス)出身で、生産ロボットを作っている。

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画像クレジット:Youibot

TechCrunchのRita Liaoが同社について次のように書いている。

中国の権威ある西安交通大学出身のPhDグループによって創業されたYouibotは、工場オートメーション、物流管理、やさまざまな産業のための検査とメンテナンスのためのソリューションを開発している。例えば、同社のロボットは、バスの待機場の中を移動して、車両のすべてのタイヤを点検し、メンテナンスのための詳細なレポートを提供することができる。このことはMichelin(ミシュラン)の契約を伸ばすのに役立った。

カテゴリー:ロボティクス
タグ:Berkshire GreyYouibotAmazon倉庫フルフィルメント工場

画像クレジット:Johannes EISELE / AFP / Getty Images

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(文:Brian Heater、翻訳:Nob Takahashi / facebook