次世代地球観測プラットフォーム「AxelGlobe」構築目指すアクセルスペースが約25.8億円のシリーズC調達

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次世代地球観測プラットフォームのAxelGlobeの構築を進めるアクセルスペースホールディングスは5月14日、シリーズCラウンドにおいて、第三者割当増資による約25億8000万円の資金調達を発表した。引受先は、宇宙フロンティアファンド(スパークス・イノベーション・フォー・フューチャー)、ジャパン・コインベスト3号投資事業有限責任組合(三井住友トラスト・インベストメント)、JPインベストメント1号投資事業有限責任組合(JPインベストメント)、31VENTURES-グローバル・ブレイン-グロースⅠ(三井不動産/グローバル・ブレイン)、京セラ、三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組合(三菱UFJキャピタル)。

アクセルスペースホールディングスの100%子会社アクセルスペースは、世界のあらゆる地域を高頻度で観測できる次世代地球観測プラットフォームAxelGlobeを開発している。すでに5機の超小型光学観測衛星GRUSを打ち上げており、2021年6月をめどにサービスインを予定。2023年めどにさらにGRUSを打ち上げて合計10機体制を実現し、世界のいかなる地域であっても1日1回の撮影機会を確保可能にするとしている。

このような衛星コンステレーションによる地球観測サービスの提供は、日本初の取り組みとなる。またGRUSは質量約100kgの超小型光学観測衛星で、従来の衛星と比較して小型でありながら高品質な地上分解能2.5m(地上の車を識別できる程度)の光学画像撮影が可能だ。

観測画像の応用例としては、作物の生育状況の把握や収穫適期の予測などを活用した精密農業、また任意の事業活動が周辺の環境に影響を及ぼしていないことの証明、原材料の調達に伴う環境破壊や違法行為がないことの確認、植林などのCSR活動の成果アピールといったニーズに対応できるとしている。

今回調達した資金により、アクセルスペースは10機体制のGRUSへのするための資金にめどがついたとしている。日本発の地球観測プラットフォームサービスの実現に期待したい。

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カテゴリー:宇宙
タグ:宇宙(用語)アクセルスペース日本(国・地域)