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Google I/O 2021(イベント)

完全バーチャルで開催されるGoogle I/O 2021に期待すること、Android 12、アシスタント、いくつかのハードウェア

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2020年、Apple(アップル)やMicrosoft(マイクロソフト)がそれぞれの開発者会議をオンライン化するために奔走していた頃、Google(グーグル)は「Google I/O」を完全に取り止めるという経営方針を打ち出した。これは少々奇妙に思えたものだが、ニュース関連のブログ記事を通してショーは続けられた。

カリフォルニア州マウンテンビューのShoreline Amphitheater(ショアライン・アンフィシアター)で開催するGoogle I/Oには、もう1年待たなければならないものの、Googleは2021年のショーをバーチャル化することを選んだ。それは当然だろう。同社は今回、多くの発表を準備しているらしい。

Alphabet(アルファベット)のSundar Pichai(サンダー・ピチャイ)CEOは2021年4月、同社の投資家向けオンライン収支報告でいくつかのビッグニュースを予告し「当社の製品リリースは定期的なペースに戻りつつあります。特に、当社の開発者向けイベントであるGoogle I/Oが2021年は復活するので楽しみにしてください。5月18日から20日まですべてバーチャルで開催され、誰でも無料で参加できます。大規模な製品アップデートと発表を予定していますので、ぜひ御覧ください」と語った。

聞くところによると、ほとんどの人にとって厳しかった1年を経て、次のイベントではGoogleが調子を取り戻していることがわかるようだ。では、今回の開発者向けのイベントでは、どんなものが期待できるのだろうか?

英国イーストサセックス州フォレスト・ロウ、2013年7月30日。ホームスタジオで撮影されたAndroidのフィギュア(画像クレジット:juniorbeep / Getty Images)

もちろん、Android 12(アンドロイド12)は最も重要な発表になるだろう。ソフトウェア開発の観点から見れば、それはGoogleのエコシステムの中枢であり、それゆえに、このイベントで主役となるのも当然だ。

このGoogleのモバイルOSは、開発者向けベータ版がしばらく前から公開されているものの、どんな機能が登場するのかということについては、驚くほどわずかしか明らかになっていない。このことは、比較的マイナーなアップグレードになるからなのか、それとも公式発表の前に想像を掻き立てるために隠しているのか、どちらかだ。

現時点で我々にわかっているのは、このOSがデザイン面でアップグレードされること。しかし、その先には、まだ多くの疑問が残されている。

また、Googleアシスタントにもおそらくスポットライトが当てられるはずだ。加えて、増え続けているHome / Nest製品もアップデートされるだろう。それが、Google Nestのスピーカーにスマートディスプレイが搭載されることを意味するのかどうかはわからない。ハードウェアは何が出るかわからないということは気に留めておくべきだろう。通常、Pixel(ピクセル)のビッグイベントは秋に開催される。とはいえ、1年の半ばとなる6月は、他の製品ラインを一新するのに最適な時期である。

画像クレジット:Google

新しいハードウェアの候補として(何か発表があるとすれば)最も有力なのは、これまでに1度か2度、公式アカウントが誤って漏らしてしまった完全ワイヤレスイヤホンの新バージョンだ。このPixel Buds Aと呼ばれる(らしい)製品では、ペアリングが高速化していると言われており、その名前から推測すれば、低価格帯の製品になると考えられる。

そういえば2021年の初め、GoogleはPixel 5a 5Gが登場することを認めるという、かなり異例の発表を行った。同社はPixelライン全般に渦巻いていた噂を否定し「Pixel 5a 5Gはキャンセルされていません。2020年aシリーズが登場した時期と同じ頃に発表され、米国と日本で2021年の後半に発売される予定です」と、TechCrunchに提供された声明の中で述べている。Pixel 4aが8月に発表されたことを考えると、Google I/Oで期待するのは早すぎるかもしれない。しかし、それがもっと広い「夏の時期」として考えれば、Google I/Oで登場する可能性がまったくないわけではない。

関連記事:中止の噂を否定するためグーグルがPixel 5a 5G販売を突然発表、2021年中に米国と日本で

Wear OS(ウェアOS)には、基本的にずっと等外馬のイメージがつきまとっていた。この事実は、名称がAndroid Wearから変わり、度重なる改良が施され、無数のハードウェアパートナーが加わっても、ほとんど変わらなかった。しかし、今回のGoogle I/Oは、GoogleがFitbit(フィットビット)の買収を完了してから初めての大きなイベントであることを忘れてはいけない。それゆえ、Googleがウェアラブル / フィットネス関連の製品を強く打ち出したいと考えるのは当然と思われる。また先日には、かつてTizen(タイゼン)と呼ばれる独自OSに取り組んでいたSamsung(サムスン)が、Wear OSを採用するという噂も聞こえてきた

すべては日本時間5月19日午前2時から始まる大がかりな基調講演で明らかになる。

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カテゴリー:イベント情報
タグ:Google I/O 2021GoogleGoogle I/OAndroidGoogle NestPixel BudsWear OSスマートフォンイヤフォンバーチャルイベント

画像クレジット:Bryce Durbin/TechCrunch

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(文:Brian Heater、翻訳:Hirokazu Kusakabe)