スペースXがさらに52基のStarlink衛星の打ち上げに成功

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SpaceX(スペースX)は米国時間5月15日、新たに52基のインターネットブロードバンド衛星「Starlink(スターリンク)」を打ち上げることに成功した。前回60基の同衛星を打ち上げてから、まだ1週間も経っていないというハイペースだ。土曜日の夜、フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられたこのロケットには、スタートアップ企業のCapella Space(カペラ・スペース)が開発した小型衛星や、Tyvak(タイバック)の観測衛星も相乗りしていた。

打ち上げに使用されたFalcon 9(ファルコン9)ロケットの1段目ブースターは、これまでに7回の打ち上げ・着陸を経験しているベテラン機体だ。その中には3回のStarlink打ち上げミッションも含まれる。このロケットは米国東部時間15日午後6時56分に発射台から離陸し、約9分後に地球に帰還。1段目は大西洋に浮かぶSpaceXの自律型ドローン船「Of Course I Still Love You」に垂直着陸した。

このロケット打ち上げ企業は2021年3月以降、530基以上のStarlink衛星を宇宙に送り出しているが、そのすべてが再利用したロケットによるものだ。再利用可能であることは、打上げの費用対効果を高めるための鍵となる要素であり、Starlink衛星に関しては、SpaceXは打ち上げ事業者であると同時に顧客でもあるため、特に重要になってくる。これによって、SpaceXはStarlinkの打ち上げプログラムを加速させることができ、現在までに28回の打ち上げを行ってきた。さらに2021年5月末までに、少なくとも1回の追加打上げが予定されているという。

SpaceXは2021年5月初め、すでにStarlinkのブロードバンドサービスの事前予約を「50万件以上」受けていると発表した。Starlinkは現在、オーストラリア、ニュージーランド、米国、英国、メキシコ、カナダの6カ国でベータ版が顧客に提供されている。同社のElon Musk(イーロン・マスク)CEOは、早ければ2021年末までに、地球のほぼ全域で、地球低軌道のインターネットブロードバンドネットワークを運用することを目指していると語っている。

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カテゴリー:宇宙
タグ:SpaceXStarlinkFalcon 9ロケット人工衛星

画像クレジット:SpaceX

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(文:Aria Alamalhodaei、翻訳:Hirokazu Kusakabe)