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都市部-郊外移動向けの大型4人乗りeVTOL「VoloConnect」を独Volocopterが発表

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ドイツの電動航空機メーカーVolocopterが米国時間5月17日に、郊外と都市部の間の通勤をターゲットとする新しい電動垂直離着陸機(eVTOL)を公開した。

「VoloConnect」と名づけられたそのeVTOLは、4人乗りで航続距離は100km、都市郊外間の交通用に適していると同社はいう。同社が最初に発表したeVTOL機「VoloCity」は2人乗りで航続距離35kmの都市内交通用で、今回のVoloConnectはで大きく異なっている。

VoloConnectの航続距離の長さは、そのターゲットが大都市の外にあることを示しており、ライバルのeVTOLスタートアップたちともろにぶつかる。VoloConnectの航空機としての仕様は競合するArcher AviationやWisk Aeroと横並びで、それぞれに航続距離100km前後のeVTOLがある。

VoloConnectは、ヘリコプターと小型航空機の要素を組み合わせた、リフト(揚力)とプッシュ(推進力)のハイブリッド型デザインを採用している。垂直方向の揚力は、機体と平行に配置された6つのプロペラが2つの翼で連結されていることで得る。推進力は、機体の両側にある2つの大きなファンで得る。機体の腹部には3つの車輪が収納されており、離着陸時にはそれららが外に出る。

Volocopterによると、新型機の巡航速度は180km/h、最高速度は250km/hだ。2026年までの認証取得を目指している。

電動航空機のスタートアップは、市場え最初に機体を投入する企業になるために競い合っている。Volocopterは今回の新デザインを発表した後も、2023年までにシンガポールで小型機「VoloCity」を使ったエアタクシーサービスを開始することを主眼に置いている。しかし、Volocopterの航空機がフライトするためには、まずEuropean Union Aviation Safety Administration(欧州航空安全機関)や、シンガポールでの関連航空局の型式認証を取得する必要がある。

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タグ:VolocopterドイツeVTOL飛行機エアタクシー

画像クレジット:Volocopter

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(文:Aria Alamalhodaei、翻訳:Hiroshi Iwatani)