グーグルがGoogleマップのトップに経験豊富なSiriusXMの元CPO / CTOを招く

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ほぼ1年前、Googleは指導部の一新を図った。それにより2012年に同社に参加したPrabhakar Raghavan(プラバカール・ラガヴァン)氏が、検索とGoogleアシスタント、Googleマップを統轄することになった。同社の雇用に詳しい筋によると、今度はこれまでインターネットラジオSiriusXMのプロダクトと技術の最高責任者だったChristopher Phillips(クリストファー・フィリップス)氏がGoogleのジオ(地理)関連のチームを率いることになり、GoogleマップとGoogle Earth、Google Maps Platform、およびこれらのプロダクトを中心とする同社のエンタープライズビジネスを統轄することになった。Googleは彼の雇用を認めたが、それ以上の情報はない。フィリップス氏は2021年6月中に正式に同社に加わる。

画像クレジット:Christopher Phillips/LinkedIn

フィリップス氏がSiriusXMに入ったのは、同社が2020年、音楽サービスPandoraを買収した後だ。それまで彼はPandoraのCPOとテクノロジーのトップを6年務め、その前の2012年から2014年まではAmazon Musicのプロダクトと設計部門を指揮し、さらにその前はWorkspeedとIntuitの役員職だった。

Googleにおける新しい役割としてフィリップス氏は、地理チームのプロダクトとエンジニアリングの両方を率い、直接の上司はプラバカール・ラガヴァン氏になるだろう。後者は検索とアシスタントとGeo、コマース、そして広告部門の指揮を続ける。2020年の指導部一新では、Jen Fitzpatrick(ジェン・フィッツパトリック)氏がGeoチームに関して同様の役を演じた。

Search Engine Landによると、フィッツパトリック氏がGeoチームを去った後はDane Glasgow(デーン・グラスゴー)氏とLiz Reid(リズ・リード)氏がチームのトップを務めた。グラスゴー氏はその後Googleを辞め、現在はFacebookにいる。またリード氏は最近、新たな役割としてGoogleの検索体験部門を率いることになった。これらにより、Geoのトップは空席となり、それを今回フィリップス氏が引き継ぐことになる。

フィリップス氏には地理方面のプロダクトを実際に作った経験はないと思われるが、プロダクト指向のエンジニアリングチームを率いた豊富な体験をGoogleに持ち込むだろう。Googleマップは最近、いくつかの重要なアップデート発表したばかりであり、フィリップス氏の雇用は、Googleマップが同社のプロダクト群における重要性をさらに増した時期に行われたことになる。

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カテゴリー:ネットサービス
タグ:GoogleGoogleマップ人事

画像クレジット:Sundry Photography/Getty Images

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(文:Frederic Lardinois、翻訳:Hiroshi Iwatani)