マーケターがドラッグ・アンド・ドロップで分岐を作り、よりきめ細かな顧客体験を作り出せるSegmentの新ツール

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Twilio Segment(トゥイリオ・セグメント)は、マーケターが精緻化された顧客体験を作るためのツールを公開したことを発表した。これまでにも同社は、マーケターが顧客のペルソナを作ったり幅広いユーザーに対応する仕組みを提供していたが、新しいツールでは顧客とのやりとりをいっそう正確にコントロールできるようにする。

共同ファウンダーでCEOのPeter Reinhardt(ピーター・ラインハート)氏は、マーケターはもっとカスタマイズされた顧客体験を作れる機能を熱望してきたが、このツールはそれを実現するものだと語った。「これは基本的に、ペルソナやオーディエンスの中に存在するパワーを取り出し、そのすべてマーケターに渡すことで彼らが最高のデータを使ってあらゆるチャンネルにわたる夢の体験を作れるようにするものです」。

これを使うとマーケターはすべてのユーザーの体験をつなぎ合わせることが可能になる。「例えば誰かが入り口にやって来たらXをやりたいとします。その後これを枝分かれさせてXかYを使うようにすると、2つ別々のことをします。そうやって分岐とカスタマイズを体験全体を通じて続けていくことでサイト内のライフサイクル全体をカバーできます」。

ラインハート氏は、この機能はいくつかのツールで実現されているが、Twillio Segmentは、これをSegmentエコシステムの中の300種類以上のツールの中で使えるようにしたという。「本当にそれを実現して、一部のチャンネルだけでなく全チャンネルにわたって提供するのは初めてです」と彼は語った。

マーケターは部品をドラッグ・アンド・ドロップすることで分岐を作り、常連顧客か初めてかなど、あらゆる条件に応じてユーザーを異なる経路に振り分けることができる。この柔軟性こそが新ツール最大の特徴だとラインハート氏はいう。

同社はこの分野の大手であるAdobe(アドビ)やSalesforce(セールスフォース)などと競合しているが、この機能はTwillioがライバルを超えるのに間違いなく役立つとラインハート氏は信じている。「従来のプロダクトをよく見てもらえば、リアルタイムデータに基づいて作られていないことがわかるでしょう。つまり、マーケターが本当に使いたい興味深い行動データが使われていない、ということです」と彼は言った。

Segmentは2020年Twillioに32億ドル(約3500億ドル)で買収された。理由の1つは顧客エンゲージメントを向上させる機能だった。SegmentはTwillioに、顧客データプラットフォームを提供し、その上に他のコミュニケーションツールを構築できるようにした。今日の発表はその機能を拡張するものだ。

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カテゴリー:ネットサービス
タグ:SegmentTwilioマーケティング

画像クレジット:Bim / Getty Images

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(文:Ron Miller、翻訳:Nob Takahashi / facebook