AI契約審査クラウドAI-CON Proが広告取引ほか42種の契約レビュー対応、ダウンロード可能な契約書ひな型も327種類に

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リーガルテック企業GVA TECH(ジーバテック)は7月1日、AI契約審査クラウド「AI-CON Pro」(エーアイコン・プロ)において、レビューできる契約書の類型として新たに「広告取引契約」「不動産売買契約」など42種類を追加したと発表した。

AI-CON Proは、企業などが契約書を作成する際のひな型を提供したり、内容のレビュー(審査)を支援してくれるクラウドサービス。たとえばレビューでは、作成した契約書に隠れたリスクや不足した条文がないかを確認する「リスク検知」、過去の契約書や契約審査マニュアルから「条文修正時の参考情報」を参照することで作業を効率化、これまで社内に蓄積されたノウハウをクラウドで共有といったことが行える。

利用者は、普段社内で使っている契約書のひな型や、法務担当者が積み上げてきた基準を設定することで、企業独自のビジネス環境に即した契約書レビューが可能になる。また、明確な契約審査基準を持たない企業には、GVA TECHの所属弁護士があらかじめ用意した契約審査基準でレビューが行える「AI-CONプレイブック」も提供している。

今回追加されたのは、そのAI-CONプレイブックが対応する類型。ユーザーからの要望が多かった「広告取引契約」「広告掲載基本契約」「不動産売買契約」「駐車場賃貸借契約」「金銭消費貸借」など42種類。合計で180種類となった。類型の全種類はこちらで確認できる

AI-CON Proには契約書のドラフト(下書き)機能もあり、そこではひな型を使って契約書の作成が行える。このひな型も合計327種類に増えた。ひな型の一覧はこちらで確認できる

代表取締役の山本俊氏は、法律事務所勤務を経て2012年にGVA法律事務所を設立。スタートアップを支援してきたものの、大企業と中小企業の「法務格差」を実感し、「ビジネスに関わるすべての人が、法律知識が必要とされる場面においても不自由なく事業を行える世の中にしたい」と2017年にGVA TECHを設立。2018年にスタートアップ向けのAI契約書サービス「AI-CON」をリリースした。AI-CON Proは、その「エンタープライズ向け」プロダクトとなる。AI-CONは、2021年4月に秘密保持契約書に特化したサービスに変更され、完全無償化された。

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カテゴリー:リーガルテック
タグ:契約書(用語)GVA TECH(企業)法務 / リーガル(用語)日本(国・地域)