Ubieが生活者と地域のかかりつけ医をつなぐクリニック向け「ユビーリンク」開始、医薬品卸売スズケンと共同展開

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「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに「AI受診相談ユビー」や「AI問診ユビー」を展開するUbie(ユビー)は7月27日、生活者と地域のかかりつけ医(クリニック)とをつなぐ新サービス「ユビーリンク」の開始を発表した。このサービスの普及にあたっては、医療用医薬品の卸売大手スズケンとの共同展開を実施する。

地域住民の健康を守る要として「かかりつけ医」を持つことを日本医師会や各自治体などが推奨しているが、まだまだかかりつけ医を持つ人は少ない。その促進を手助けをする新しい取り組みとして開発された「ユビーリンク」は、ウェブ医療情報提供サービス「AI受診相談ユビー」上で、写真やメッセージなどクリニックに関する詳細な医療機関情報を掲載し、近隣住民への認知度を高めようというもの。また、「AI受診相談ユビー」で探したクリニックを生活者(利用者)が予約できるほか、症状を事前に知らせることができ、初診患者のスムーズな受け入れが可能になる。クリニック側の登録・利用に料金はかからない。

AI受診相談ユビーは、気になる症状から関連する病名や近くの適切な受診先を検索できるサービス。2021年7月現在で月間150万人以上が利用しているという。クリニックは、ユビーリンクで「予約導線」を設置しておけば、検索で選ばれた後に、受診予約まで生活者を導くことができる。一方利用者は、「電話」または「WEB予約フォーム」で予約、あるいは「予約せず直接来院」が選べる。

AI受診相談ユビーでは、生活者が質問に回答して、関連する病気や受診先が示される形になっているが、そこで回答した情報は医学用語に自動的に翻訳し事前に受診先に引き渡す。クリニックは、この情報を専用ウェブサイトで確認するほかにも、メールやFAXで受け取ることも可能。

すでにユビーリンクを試験導入した東京都の「おおくら内科」大蔵隆一院長は、深夜に体調に違和感を覚えた患者からAI受診相談ユビーの回答情報がFAXで送られてきたため、翌日本人が来院したときには症状を事前に理解できており、「スムーズに診察を進めることができました」と話している。

Ubieでは、スズケングループが持つ医療機関への全国ネットワークや営業担当者(MS)による提案を活用して、医療機関へのサービス提供を促進し、サポート体制を構築してゆくとのこと。

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カテゴリー:ヘルステック
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