【レビュー】サムスンの「Galaxy Bud 2」は派手さはないが堅実なワイヤレスイヤフォン

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2021年はじめ、Nothing(ナッシング)は壮大な構想をもってEar (1)を発売した。ファッションアクセサリーとしてのイヤフォンだ。実際、当初同社はトランスペアレント・デザインの非侵襲性を強調していたが、結局はStockX(ストックエックス)でデビューしたことでファッション重視の正体を表した。

その意味で、Samsung(サムスン)の新製品、Galaxy Bud 2は「アンチNothing」だ。会社はこの製品に関して積極的といっていいほど自分たちのアプローチに関して控えめだ。それはこれまでの世代のBudを継承するものだが、世界一派手なスマートフォンを作っていることを誇りとする企業としては、非常に対照的、かつ新鮮なアプローチだ。最近のUnpackedイベントでこのイヤフォンとともに発表された2台(!)の新型フォールダブル(折りたたみ)端末と比べて欲しい。

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Samsungのイヤフォンに対するざっくばらんともいえるアプローチも良し悪しだ。変化を続けるモデルのラインアップを象徴するブランディングをもっと明確に押し出すこともできたはずだ。今週の発表に先立ち、どのように現状を分析しているかを会社に尋ねてみた。

当社のプレミアム製品であるGalaxy Buds Proは、最先端技術を用いて、没入型オーディオ、高度なアクティブ・ノイズキャンセリング、および手間いらずの接続を実現しています。独自のスタイルを自慢したい人たちのために、Galaxy Buds Liveは高品質なサウンドと人目を引くデザインを組み合わせています。

画像クレジット:Brian Heater

つまり、簡単に言って現在Galaxy Budsには3種類のバージョン、Buds 2とBuds ProとBuds Liveがある。これを聞いた人は、新しい149ドル(約1万6300円)のエントリーレベルが出たことで170ドル(約1万8600円)のBuds Liveが少々冗長に感じるかもしれない。大きなアップグレードがない限り、Buds Liveがあまり長くこの世界にいることはなさそうで、Buds 2とBuds Proという明確な2つのレベルの製品ラインになるだろう。

前にも言ったことだが、ワイヤレスイヤフォンの世界は早くに「なかなか良い」という共通認識に到達した。正直なところ、100ドル(約1万1000円)以上払って良くないイヤフォンを買うことは難しい。そして、多くのあるいはほとんどの人の意図と目的のためには、持っているスマートフォンのメーカーが作っているイヤフォンを私はお薦めする。デバイスのハードウェアとソフトウェアを直接知っていることは明確な市場優位性だ。

それはもちろん、世界で巨大な市場シェアをもつSamsungのような会社にとって決定的な優位性だ。そしてGalaxy Buds 2は典型的な「かなり良い」製品だ。派手さはなく、そのデザインはすでにコンパクトな初代Budsよりも15%小さく、20%軽く、最小限の表面積で事実上見えなくなるデザインだ。

画像クレジット:Brian Heater

そのサイズと形状によって驚くほど心地よいイヤフォンペアに仕上がっている。これまで試したイヤフォンのおよそ半分が私の耳に痛みを感じさせたが、これは長時間つけていられるエルゴノミクスとデザインだ。タッチコントロールのために触れる面積は十分ある。ただし小さなサイズで最大の欠点は、タッチコントロールに触れずに耳の中の位置を調整するのが困難なことだ。ランニング中に汗ばんだ耳の中で何度も位置を調整する私にとっては厄介だ。

音質は堅実でこれはSamsungの子会社であるAKGのおかげだ。卓越しているわけではないが、149ドルのイヤフォンに必要あるいは期待するレベルそのものだ。アクティブ・ノイズキャンセリング(ANC)にも感動した。完璧に良好ですべてにおいて普通、まさしく実用的だ。もちろん良い意味で。高音質が必然という人にはProがある。あるいは、Nuraの新型イヤフォンやSony(ソニー)という選択肢もあるが、それはどこまで贅沢するかによる。Buds Proには360度オーディオという機能もある。ごくごく少数の潜在的購入者の決断を左右するだけだろうが。

画像クレジット:Brian Heater

ケースのワイヤレス充電はありがたい機能で、ANCとともに他のエントリーレベル機の上を行く。バッテリー持続時間はANCオンで5時間、オフで7.5時間。ちいさな地味なケースを使えば20時間に延長される。IPX2クラスの防水は汗対策にはよいが、今後の改善が望まれる部分だ。

Galaxy Buds 2はSamsung Galaxyエコシステムの堅実で控えめな新メンバーだ。

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画像クレジット:Brian Heater

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(文:Brian Heater、翻訳:Nob Takahashi / facebook