グラウビュンデン応用科学大学 / FHGR(組織)
AMD EPYC(製品)
AMD(企業)

スイスの大学が円周率計算の世界新記録62.8兆桁達成と報告、AMD Epyc 7542×2・1TBメモリー・16TB HDD×38など利用

次の記事

SpotifyがラジオDJ風の番組フォーマットを拡大「Music + Talk」としてグローバル展開、日本でも利用可能

スイスの大学が円周率計算の世界新記録62.8兆桁達成と報告、AMD Epyc 7542×2・1TBメモリー・16TB HDD×38など利用

Olivier Le Moal via Getty Images

スイス・グラウビュンデン応用科学大学の研究チームが、円周率計算の世界記録に挑戦し、これまでの記録である50兆桁を12.8兆桁更新する、62.8兆桁まで計算したと主張しています。

50兆桁というこれまでの記録は2020年に米国のティモシー・マリカン氏が更新したもので、その計算時間は303日もかかりました。これに対し62.8兆桁まで計算した今回の記録はもしかしたら1年超えか…とおもいきや、意外にも108日と9時間ということなので、ほぼ1/3に短縮されています。

ではその計算を行った機材はと言えば、2.9GHz(最大3.4GHz)の32コアAMD Epyc 7542を2つ搭載し、1TB RAM、ディスクアレイとして16TB HDDを38台搭載したマシンとのこと。特徴的なのは、38台あるHDDのうち34台はメモリスワップデータ格納用に使用されているところ。これはメモリーが非常に高価でであるためコストダウン策として構成されています。またSSDではなくHDDを使用している理由としては、膨大な回数の計算を繰り返して行い、データの上書きを繰り返すことを考慮した結果とのことです。なお、OSはSSDにインストールされたUbuntu 20.04で、円周率計算には「y-Cruncher」と呼ばれるソフトウェアを使用しました。

ちなみに、62.8兆桁まで計算されたという円周率ですが、チームはまだギネスに正式に記録として認められていないとして、その最後の10桁が「7817924264」だったとだけ述べています。どうやって確認するのかはわかりませんが、ギネスがその数値を正しいと認め、記録として認定すれば、62.8兆桁すべてを公表するとしています。

(Source:FH Graubünden。Via The RegisterEngadget日本版より転載)

関連記事
語学学習のDuolingoが子供向け数学アプリを開発中、CEOが明言
セガがゲーム業界における三角関数や虚数の重要性を伝授する約150ページの社内勉強用数学資料を一般公開
ハーバード大のコンピューターサイエンス入門講座・プログラミング講座が日本語化・無償公開
数学学習アプリのPhotomathが24.3億円調達、2億2000万ダウンロード突破
EdTechのCourse Heroが数学専門の解答エンジンSymbolabを買収、他科目の買収も目指す

カテゴリー:その他
タグ:Ubuntu(製品・サービス)AMD(企業)AMD EPYC(製品)グラウビュンデン応用科学大学 / FHGR(組織)数学(用語)Linux(製品・サービス)