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サムスンが2023年までに半導体、バイオ医薬品、通信機器事業への約22.6兆円投資を発表

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韓国の巨大テック企業ことSamsung(サムスン)グループは、次世代通信とロボティクスなどの新規産業における国際的な存在感と優勢を高めるために、同社の半導体、バイオ医薬品、通信機器事業に今後3年をかけて2050億ドル(240兆ウォン、約22兆5900億円)を投資することを現地時間8月24日に発表した。

本出資はサムスン電子やサムスンバイオロジックスなどのサムスン関連企業によって進められる。また、同社の技術力と市場での優勢を強化するためのM&A計画も明らかにした。

これにより、サムスンは1543億ドル(180兆ウォン、約16兆9400億円)を用いて、2023年までに韓国において4万人の新たな雇用を創出することを期待している。

本発表は、サムスン電子の副会長Jay Y. Lee(李在鎔)氏が、光復節前の8月13日に仮釈放になった数日後に出されることとなった。韓国ローカルメディアによると、同氏が釈放されれば、サムスンは大型投資を進めることができるようになるだろうと推測していた。

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同社の声明によると、本資金は半導体、バイオ医薬品、次世代通信機器に使われることになるとのことだ。

サムスン電子は、引き続き同社メモリ事業のためのEUVベースの14サブナノメートルDRAMと200層超のV-NAND製品といった最新技術に注力すると同時に、高度なプロセス技術を開発し、同社のシステム半導体向けに人工知能(AI)とデータセンターを駆使して事業をさらに拡大させていく計画だ。

声明によると、サムスンバイオロジックスとサムスンバイオエピスは、CDMO(医薬品製造受託機関)事業をさらに拡大させるため、現在建設中の4拠点目の工場に加え新たに2拠点の工場を建設するとのことだ。

なお、韓国一の巨大コングロマリットであるサムスンは、次世代OLED、量子ドットディスプレイ、高密度エネルギーバッテリーの開発と合わせて、進行中の新技術の研究&開発と、それらのAIやロボティクスといった領域での応用も引き続きサポートしていくこととなる。

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画像クレジット:georgeclerk / Getty Images

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(文:Kate Park、翻訳:Akihito Mizokoshi)