レーザーを使って雑草を刈る自律型除草機開発のCarbon Roboticsが約29.7億円を獲得

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デジタル化、リモート化が進むビジネスオペレーションをモダナイズするRattle

農業用ロボットを開発する企業のCarbon Robotics(カーボン・ロボティクス、バトルフィールドの元出場者と混同してはいけない)は今週、2700万ドル(約29億7000万円)の資金を確保したと発表した。Anthos Capital(アントス・キャピタル)、Ignition Capital(イグニション・キャピタル)、Fuse Venture Partners(フューズ・ベンチャー・パートナーズ)、Voyager Capital(ボイジャー・キャピタル)が参加した今回のラウンドは、2019年に調達した840万ドル(約9億2400万円)のシリーズAに続くものだ。同社の資金調達総額は約3600万ドル(約39億6000万円)となった。

「除草は農家が直面する最大の課題の1つであり、特に除草剤耐性のある雑草の増加や、オーガニックや再生法への関心の高まりを受けて、除草の重要性が高まっています。今回のラウンドの投資により、この技術に対する需要の高まりに対応して事業を拡大することができるようになります。さらに、この資金で、当社のチームは新製品の開発を続け、テクノロジーを農業に応用する革新的な方法を見出すことができるようになります」と創業者兼CEOのPaul Mikesell(ポール・マイクスル)氏はリリースで述べている。

シアトルを拠点とするこのスタートアップ企業の主要製品は、レーザーを使って雑草を刈る自律型ロボットだ。今回のラウンドは、Carbonが2021年4月に発表した最新型のAutonomous Weederに続くもので、1時間あたり約10万本の雑草を除去することができるという。世界的なパンデミックは、労働力の不足が続く中、多くの農業用ロボット企業への人々の関心を高め続けている。

Carbonは、世界的にさまざまな農薬が使用禁止になっていることを受け、多くの農家が代替手段を模索していることを指摘している。有害な化学物質を使用せずに動作し、人手不足に悩まされることの多い業界において、人手を減らすことができるシステムは、明らかに魅力的だ。

同社によると、2021年と2022年の在庫はすでに完売しており、今回のラウンドでは、生産量と人員数の拡大が重要な投資対象になると考えられる。

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(文:Brian Heater、翻訳:Akihito Mizukoshi)