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米Huluがオンデマンドサービス月額料金を10月8日から約110円値上げ

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2020年のLive TVサービス値上げに続き、Hulu(フールー)は今、再度の値上げを準備中だ。10月8日からオンデマンドプランのHulu、Hulu with No Adsの価格を上げる。しかし2つのLive TVプランで月額10ドル(約1100円)を超える前回の値上げと違って、今回の値上げ幅はわずか1ドル(約110円)だ。

つまり広告が入るバージョンは月額5.99ドル(約660円)から6.99ドル(約770円)に、Hulu with No Adsは月額11.99ドル(約1320円)から12.99ドル(約1430円)にアップする。この新料金は既存会員と新規会員のどちらにも適用される。10月の値上げは同社のLive TVサービスや、HuluがDisney+とセットになっているプランには影響しない(Disneyは2019年にComcastの持分を買収してHuluを完全子会社化した)。

今日ではHuluはDisney+とESPN+とともに月額13.99ドル(約1540円)で提供されている。HuluのライブTVのマーケットに含まれていない人にとって、Hulu独立サービスの価格でのわずかな変動ではセットサービスが魅力的なものに映るかもしれない。

Huluのオンデマンドサービスは同社の会員数の大部分を占めている。2021年8月に発表されたDisneyの会計年度第3四半期決算では、Huluのオンデマンドのビデオサブスクの会員数は前年同期比22%増の3910万人に達した。その一方でLive TVサービス(オンデマンドサービスを含む)の会員数はわずか同9%増の370万人にとどまった。合計でHuluの会員数は同21%増の4280万人だった。

関連記事:Disney+の第3四半期の契約者数は予想を上回る1億1600万人、アジア市場が下支え

しかしながらこの数字はDisney+よりも緩やかな成長だ。Disney+の会員数は2020年第3四半期の5770万人から、2021年第3四半期には1億1600万人へと大幅に増加し、前年比成長率は100%を超えた。

Disney+のESPN+を含め、同社の消費者直接取引事業の会員数は第3四半期末までに計1億7400万人近くになった。

しかし、Huluは会員数でDisney+の後を追っているが、ユーザー1人あたりの月間事業収入(ARPU)ではDisney+を上回っている。

第3四半期にARPUは、Disney+ Hotstar会員との混合割合が前年同期よりも増えたために、4.62ドル(約510円)から4.16ドル(約460円)へと減少した、とDisneyは述べた。一方、HuluのオンデマンドサービスのARPUは11.39ドル(約1260円)から13.15ドル(約1450円)へ増加し、Live TV サービス(+SVOD)は68.11ドル(約7510円)から84.09ドル(約9270円)へと成長した。

Huluのオンデマンド事業には、使用権が与えられたコンテンツと、新作品「Nine Perfect Strangers」「Only Murders in the Building」「Vacation Friends」のようなオリジナルのプログラムが含まれる。同社はまた、9月1日に何千ものHotstar Specialsとボリウッドのヒット作品を加えたばかりだ。

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画像クレジット:Hulu

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(文:Sarah Perez、翻訳:Nariko Mizoguchi