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アマゾンAWSが米国政府向けに「トップシークレット」リージョンをさらに開設

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Amazon(アマゾン)のクラウド部門AWSが米国政府向けに特化して作られた新たな「トップシークレット」リージョンを発表した。Amazonにとって、この種のリージョンはこれで2つ目になる。これで同社は、米国の東海岸と西海岸それぞれに「トップシークレット」リージョンを置くことになった。

「AWS Top Secret-Westは、米国秘密区分レベルのトップシークレットで運用されることが認定されています。新しいリージョンは、AWS Top Secret-Eastと地理的に分離された複数のアベイラビリティゾーンを追加します」とAmazonのMax Peterson(マックス・ピーターソン)氏が新リージョンを発表する公式ブログ記事で述べた。

米国時間12月7日、東海岸リージョンで機能停止を起こしている同社は、政府クライアントのニーズが異なることを認識している。彼らを他の人類と同じ雑居サーバーに置くことはできない。隔離とセキュリティが必要であり、それこそがトップシークレット・リージョンが彼らにもたらすものだ。

「AWSは防衛、諜報、国家安全保障を司る当社の顧客とパートナーの役に立つために全力を尽くします」とピーターパン氏は書いた。

2020年同社がMicrosoft(マイクロソフト)と10年におよぶJEDI(ジェダイ)クラウドの契約を巡って争った時、さまざまな特殊要件を成し遂げる自社の能力として、このトップシークレット・リージョンを挙げることができた。その契約は訴訟の末、最終的に白紙となったが、おそらく今回の発表は、Amazonがいかに、将来国防総省で扱うような機密資料を取り扱う準備ができているかを誇示する手段の1つなのだろう。

新しい施設は、政府クライアントが作業負荷を地理的に分散し、その中から異なるアベイラビリティゾーンを選ぶ手段を与える。このゾーンは、ターゲット利用者であるNational Intelligence(DNI、国家情報長官)のIntelligence Community Directive(情報機関司令、ICD)503やNational Institute of Standards and Technology(米国標準技術局、NIST)のSpecial Publication(特別出版物、SP)800-53 Revision 4などが要求するセキュリティ水準を満たしていることが多数の政府機関によって認定されている。

画像クレジット:baranozdemir / Getty Images

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(文:Ron Miller、翻訳:Nob Takahashi / facebook