哲夫 金井
哲夫 金井の最新記事
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MealMeが出前サービスの食事を比較検討できる検索エンジンで9500万円を調達
米国時間2月24日朝、食事専用の検索エンジンMealMe.aiがプレシード投資ラウンドを90万ドル(約9500万円)でクローズしたと発表した。このラウンドはPalm Drive Capitalが主導し、Slow VenturesとCP Venturesが参加している。 続きを読む
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シンガポールの植物由来肉スタートアップNext Genがシード投資10.6億円を調達
シンガポールは、代替肉の開発を支援する政府の取り組みなどもあり、急速にフードテックスタートアップの拠点となりつつある。そこに参入した新興企業の中にNext Genがある。同社は2021年3月、シンガポール国内のレストランに向けて、植物由来「チキン」のブランドTiNDLEを立ち上げる。 続きを読む
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Noya Labsは200万本の冷却塔をCO2回収装置に変え産業に二酸化炭素を販売する
企業創設者は、みんなが地元の爆弾処理班と名前で呼び合う親しい間柄というわけではない。しかもすべての企業がNoya Labsであるわけでもない。この会社は、米国内の工業地帯や建物に備えられているおよそ200万本の冷却塔を、二酸化炭素吸着兵器に転換して、世界的な気候変動と戦おうとしている。 続きを読む
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Plumeがブロードバンドプロバイダー向けにスマートホーム用Wi-Fiを強化、評価額1420億円で285億円調達
去年は世界中がパンデミックに見舞われるという特別な年となり、家で仕事をする人の数が激増したが、その生活様式の移行により、私たちのブロードバンド・ネットワークの質がいまひとつであることが露呈した。本日(米国時間2月22日)、ブロードバンド接続を最適化するメッシュWi-Fiプラットフォームを構築し、世界の2200万世帯に幅広いスマートホーム・サービスを提供するスタートアップPlume(プルーム)が、2億7000万ドル(約285億円)という大型ラウンドによる資金調達を発表した。Wi-Fi環境のさらなる改善が期待される。 続きを読む
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パーセベランスが火星着陸に成功、最初の火星表面画像を送信
火星探査車Perseveranceは、スカイクレーンのロケットが作動する直前に着地地点を特定するという手に汗握る降下の後、無事に着陸を果たした。すると早速、パーセベランスは今回のミッションで探検することになっているジェゼロクレーターの最初の映像を送ってきた。 続きを読む
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脱炭素で注目が集まるエネルギー貯蔵スタートアップをVolta Energy Technologiesが支援
内燃機関と炭化水素燃料からの移行が本格的に始まると、各企業は、大量の電気自動車(EV)と、いまだ開発段階にある再生可能エネルギーの大量貯蔵に欠かせないコスト削減とバッテリー技術の性能向上を、こぞって追求するようになった。 続きを読む
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気候変動と戦うための測量技術を提供するYard Stick
世界の気候変動問題を解決する鍵は、我々の足の下にあるかも知れない。土壌には、大気の3倍以上もの炭素吸収能力がある。だが地球上の土壌のおよそ45パーセントが農業に使われており、その農地のほとんどで、持続性のない土地管理慣習により最大30パーセントもの炭素が放出されている。 続きを読む
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デュポンとVCはリチウム採掘が電動化が進む未来に向けての超重要な投資先だと考える
「採掘(マイニング)」は、テック業界では数年前から暗号資産と同義になっている。ビットコインは5万ドル(約5万3000円)の壁に穴を空け、GPUとASICは分散型暗号資産の恩恵に賭けて、世界中でハッシュ関数のシェア獲得合戦を繰り広げている。その興奮は、皮肉なことにベンチャー投資資金と起業家の思考をマイニング1.0(実際の鉱物資源の採取)に引き戻そうとする力に油を注いでいる。 続きを読む
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SaaS企業に新規顧客の呼び込みスピードと内容の向上を提案するOnboard
サービスとしてのソフトウェア(SaaS)企業の提案を受け入れる企業は多いが、その新しいサービスをシームレスなかたちで最初から導入するのは容易ではない。中には、契約書のデジタルインクが乾くや否や、忘れ去られた気にさせられる企業顧客もある。そこに現れたのがOnboardだ。 続きを読む
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Postmatesの元グローバル公共ポリシー担当副社長が語るギグワーカーの将来
現在は「元」が付くPostmatesのグローバル公共ポリシーおよび戦略的コミュニケーション担当副社長であるビクラム・エイヤー氏は、元同僚たちと、ギグエコノミーの利害関係者たちに宛てて、この業界が次に必要としているものに関する彼の考えをまとめた意見書を送った。 続きを読む
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現実世界の物理的なセキュリティを近代化するBase Operationsが2.3億円調達
多国籍組織を有する大規模な国際的企業では、物理的なセキュリティも同様に重要だ。それは中堅から大手のほとんどの企業においてカギとなる要素だが、今日になってもなお、現代のテクノロジーを十分に活かしきれていない。そこに目をつけたのが、リスク管理のプロであるコリー・シスキンド氏が2018年に創設したスタートアップBase Operationsだ。 続きを読む
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免疫療法の改善からの新療法開拓のためバイオテックImmunaiが63億円を調達
創設からわずか3年で、バイオテックスタートアップImmunai(イミュナイ)はシリーズA投資6000万ドル(約63億円)を調達し、合計調達額は8000万ドル(約84億円)を超えた。若い会社ではあるが、Immunaiはすでに、単一細胞の免疫学的特質に関する世界最大のデータベースを確立し、既存の免疫療法の効果を高める機械学習を用いた同社の免疫解析プラットフォームを運用している。 続きを読む
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SLO(サービスレベル目標)管理プラットフォームのNobl9がシリーズBで22億円調達
「SLA」に「SLO」に「SLI」。ソフトウェア開発の管理業務に携わる人たちが共通して大好きなものは「略語」だ。しかし、サービスレベル合意(SLA)の意味は誰もが知っているだろうが、サービスレベル目標(SLO)とサービスレベル指標(SLI)についてはあまり知られていない。Nobl9は、SLOを中心とした運営方法と組織内の適切なフィードバックループを構築し、エンジニアリング、機能開発、信頼性の間での厳しい経費のやりくりを軽減しつつSLOの達成を助けるツールを企業に提供する。 続きを読む
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新技術で天然ガスから水素を生産するC-Zeroがビル・ゲイツ氏の気候テック基金から資金を調達
C-Zeroが開発したのは、天然ガスを水素に変換する技術だ。天然ガスは大変にクリーンな燃料源であり、発電に利用した際に排出されるのは固体炭素のみ。熱触媒で処理することで、水素やアンモニアといった有用な化学物質が抽出できる。 続きを読む
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ビットコイン購入がテスラの環境重視の評判と収益に悪影響をおよぼす可能性
TeslaによるBitcoinへ15億ドル(約1570億円)分の購入は、イーロン・マスク氏にはいいだろうが、彼を世界一の大富豪に仕立て上げた会社には、間違いなく大きなリスクだと投資家、アナリスト、米最大手クラスの銀行の資産管理担当者たちは訴えている。 続きを読む
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プレゼントと温かい気持ちや想いも贈れるアプリGoodyが4.2億円調達
Amazonで相手の「ほしい物リスト」が見られるなら別だが、今の世の中、誰かにプレゼントを贈るのはとても難しい。贈りたい友だちや家族の住所、相手のサイズや好みがわからないことも多々ある。そこを改善しようと考えた新スタータップGoodyは、このたび400万ドル(約4億2000万円)の資金調達を成功させた。 続きを読む
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Isotropic Systemsが新しいコンステレーションを最大限に活用する衛星アンテナで42億円を調達
英国のIsotropic Systemsは、同スタートアップが「定員超え」と主張する投資ラウンドで4000万ドル(約42億円)を調達し、2022年を目標とする次世代ブロードバンド端末の生産段階に入る。 続きを読む
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モバイル決算アプリVenmoは暗号資産、家計管理、貯蓄に進出、2021年中にHoneyを統合
モバイル決算アプリVenmoの2021年は、これまでとはずいぶん違う展開になりそうだ。Venmoの親会社であるPayPalは米国時間2月3日に行った第4四半期収支報告において、Venmoは家計、貯蓄、暗号資産へと範囲を広げ、ネオバンクの領域に少しずつ近づくと話した。 続きを読む
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大手出身のベテランが集まった新進ゲームスタジオMountaintopが友人と家族から5.8億円調達
複数の大手ゲーム企業から集まったベテランのスーパーグループが創設したゲーム開発スタジオMountaintopは、友人や家族からのシード投資550万ドル(約5億8000万円)を調達し、最初のタイトルはPvPシューターになると発表した。 続きを読む
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宇宙で気候変動に強いワイン用ブドウの木を育てるSpace Cargo Unlimited
ヨーロッパのスタートアップSpace Cargo Unlimitedは、微小重力の利点を収益性のある地上でのベンチャーに活かす事業を進めているが、このほど、世界的なワインの種苗企業Mercierと組んで、宇宙の利点を活かした丈夫なワイン用ブドウの栽培を行うと発表した。 続きを読む