コラム

 

  • 成長を続けるスタートアップたちが、第2拠点を検討しているのはこれらの都市だ

    成長を続けるスタートアップたちが、第2拠点を検討しているのはこれらの都市だ

    過去9ヶ月というもの、米国の市長たちは、大々的に第2拠点を探すAmazon.comのご機嫌をとるために、お互いの足を引っ張り合ってきた。 とはいえ、似たようなストーリーがもっと静かにスタートアップの世界では進行しているのだ。最も評価額の高いベンチャー企業の多くが、高コストの本社を飛び出して、より小さな都市に第2拠点を設置しようとしている。 彼らはどこに向かうのだろうか?中でもナッシュビルはかなり人気のある土地だ。フェニックスも同様である。ポートランドとローリーにも動きがみられる。また多くの企業では、多数のリモートワークの提供も行われている… 続きを読む

  • アルゴリズムは私たちの思考をハッキングしているのか?

    アルゴリズムは私たちの思考をハッキングしているのか?

    Facebookは私たちの情報へのアクセス方法を決め、 Twitterは世論を左右し、Tinderはデートの意思決定に影響を与える。私たちの選択作業を助けるために、私たち自身が開発したアルゴリズムが、現在の私たちの生活のすべての側面を積極的に動かしているのだ。 しかし、ニュースを探す方法から、周囲の人びととつながる方法に至るまで、すべてのことに対してアルゴリズムへの依存を深めるようになるにつれて、私たちは自分自身の振る舞い方を自動化しているのではないだろうか?人間の思考はアルゴリズムのプロセスを模倣し始めているのだろうか?そして、ケンブリ… 続きを読む

  • IoT会話と、文脈から意を汲み取るということ

    IoT会話と、文脈から意を汲み取るということ

    数年前、テクノロジーとコミュニケーションをとる方法について書いた。当時、身の回りにあったアプリや電話、車、半自動のコーヒーメーカーといった便利なツールを使うときに体験するちょっとした不都合が、何かしら革新的なもののJim Hunter登場でなくなるだろうというのは明らかだった。そうした接続機器を使うのに、たくさんタイプやスワイプしたり、アプリで管理したりする必要があったからだ。 続きを読む

  • 消費者を取り戻すために、大ブランドは研究開発とイノベーションに投資すべきだ

    消費者を取り戻すために、大ブランドは研究開発とイノベーションに投資すべきだ

    消費財の世界は変化している。消費者の嗜好はますます細分化されており、既存の大企業たちは新興のブランドたちからシェアを奪われ続けている。こうした既存の企業たちは、対応策への苦慮を重ねている。CPG(消費者向けパッケージ商品:消費財)の世界には、賢い人間が溢れているが、最大規模のブランドの多くが、ここ数年その売上の停滞もしくは減少を経験している。 消費財企業たちは、売上の増加またはコスト削減のいずれかの手段によって、利益を増やし株主価値を提供することができるが、こうした企業たちが試みてきた潮目の切り替えは、いずれも上手く行っていない。革新を… 続きを読む

  • 郵政事業の窮状はアマゾンのせいではない。生き残るには刷新が必要だ

    郵政事業の窮状はアマゾンのせいではない。生き残るには刷新が必要だ

    トランプ大統領が最近、3回にわたってアマゾンをツイッターで攻撃した。それによりアマゾンの株価は大きく下げ、時価総額で40億ドルも失った。これはギリシャの経済を超える額だ。 トランプ大統領の批判はこうだ。アマゾンは巨額の益を出しながら、荷物を持たせている郵政公社におこぼれしかやっていない−。ツイッターを多用する大統領が展開する批判としては特段珍しいというものではない。しかし、どんな天候でも、どの時間帯でも確実に届けられるという、従来の手紙より信頼度の高い手段である電子メール、ひいてはテクノロジーがUSPS(アメリカ合衆国郵政公社)に与えた… 続きを読む

  • ワイヤレス戦争を終わらせるための和平案

    ワイヤレス戦争を終わらせるための和平案

    私たち3人が、企業の特許戦争で同じ側に立って発言することなど、誰も想像することすらできなかっただろう。だがこの戦争を終わらせるための提言を1つの声としてお届けしたい。 私たちの1人は世界的スマートフォンメーカーの特許責任者である(そして特許ライセンスの濫用に対する有力な批評家でもある)、そして別の1人は以前Appleでラインセンシングの責任者を務め、現在は不実施主体(non-practicing entity:NPE)パテントライセンス会社の責任者を務めている。この会社は製品メーカーたちからの批判の対象になってきた。また第3の人物は特許プ… 続きを読む

  • 私たちのデジタルの未来は中国からやってくるモバイル技術を手本に徐々に変容していく

    私たちのデジタルの未来は中国からやってくるモバイル技術を手本に徐々に変容していく

    インターネットの黎明期以来、業界の大物たちは、ユーザーたちがオンライン体験を始める入口である「ポータル」を奪い合って来た。要するに「ブラウジング」を開始する場所だ。ダイヤルアップ時代が到来したとき、America OnlineはCDを米国の全家庭に送り付けた。そのバトンはYahooに渡されてカテゴリー別リストとなり、やがて全世界の情報をインデックス化するGoogleの野望に飲み込まれた。「ポータル」を制することが全てだったのだ。 続きを読む

  • 第三の時代を迎える「信用」について

    第三の時代を迎える「信用」について

    現在私たちの社会は、日々の生活を支える基本的なシステムの、大きな変化に目覚めつつある:それは信用(クレジット)システムの変化だ。一般的にはあまり知られていないことだが、信用基盤は文明そのものと足並みを揃えて存在してきたものだ。色々な意味で、信用システムは、常に人と人との間の基本的な関係 ―― すなわち「信頼」を、公的なものとして表現してきた。 信用の見え方、受け止められ方、そして使われ方は、この何千年もの間に劇的に変化してきたのだ。今日、過剰な技術と横溢するデータの黄金時代に支えられて、 信用さらに急激な変化を遂げている。しかし、その変化は、… 続きを読む

  • ソフトウェアテストの刷新があなたのビジネスを変え、そして世界を変える

    ソフトウェアテストの刷新があなたのビジネスを変え、そして世界を変える

    ソフトウェアは「世界を食らう」ものではない。世界に栄養を与え、世界を癒し、世界を教育し、私たちの抱える最も困難な問題の解決へと最も優れた人びとの心を集める役割を果す。少くとも私が、Bill & Melinda Gates Foundation、Genentech、そしてRock Healthという組織の中でデジタルトランスフォーメーションを率いていた際に目撃したのはそういう役割だ。 私は、より健康で平等な世界を創造するために、イノベーションを拡大していくことに情熱を燃やしている。ほぼグローバルなモバイルコネクティビティによる力の集約、開発… 続きを読む

  • 先端技術企業を立ち上げる際に避けるべきこと、やるべきこと

    先端技術企業を立ち上げる際に避けるべきこと、やるべきこと

    強力なツール、すばらしい才能、そして熱心な投資家からの際限のないドルの流れによって、明日のテクノロジー企業を始めるには、今は素晴らしいタイミングである。好奇心に溢れ野心的な創業者チームたちが、現実の問題を解決するためにそのスキルを注ぎ込んでいる。以下に述べるのは、私たちの未来を明るく照らす、9つのエキサイティングなスタートアップカテゴリの中で、共通する落とし穴を避けながら、堅実な価値を構築する方法についてである。 続きを読む

  • いまさら聞けない「対米外国投資委員会(CFIUS)」とは?

    いまさら聞けない「対米外国投資委員会(CFIUS)」とは?

    オープンソースコミュニティの大多数の人びとにとって、コードとテクノロジーは「フリー」(「自由」という意味と「無償」という意味を兼ねている)なものとして捉えられている。より良い現在と未来を追求するために、人類すべてと共有されるべきものなのだ。しかし、政府の視点はそれとは異なっている。彼らの心の中では、テクノロジーは他の国に対して競争優位をもたらす戦略的資産なのだ。これらの資産は富と雇用、そして最終的には国内の平穏へとつながるのだ。 米国はテクノロジーリーダーであり、自身の競争上の優位性を守るための、強力な経済戦争ツールを所有しているのだ。… 続きを読む

  • ベンチャーキャピタルが、おべんちゃらキャピタルに化ける時――過剰な資金調達は毒

    ベンチャーキャピタルが、おべんちゃらキャピタルに化ける時――過剰な資金調達は毒

    これまで私は、効率的な起業家精神(efficient entrepreneurship)の利点についてたくさん書いてきた。その視点に関して私は概念的に説明し、有り余る資金が有望な企業を殺してしまう仕組みを説明してきた。そして71のIPOのデータから、たとえ成功していたとしても、資金調達額と良い結果の間には相関関係がないことも示した。こうした説明が、それでもまだ概念的過ぎるという人びとに向けて、今回私は、このブログポストをまた別の感情 ―― 富への欲求 ―― に対して訴えかけるように構成してみた。 調達額を抑えたり、調達時期を遅らせることは、単に良… 続きを読む

  • われわれを分断しているのはフェイクニュースだろうか?

    われわれを分断しているのはフェイクニュースだろうか?

    すべてインターネットのせいだそうだ。イギリスのEU離脱派対残留派、アメリカの共和党対民主党などの対立する層は互いに別種の現実に住んでおり、相手陣営に向かってあらゆる機会をとらえて「フェイクニュース!」と叫んでいる。メディアも政治的立場によって分裂し、FacebookとGoogleが圧倒的な地位を占めるにつれてユーザーは自分の好むニュースや検索結果しか目にしないというフィルターバブル現象も生じている。現実に対するコンセサスが失われてしまった等々…。 続きを読む

  • もちろん都市は、テクノロジー職の雇用を創出するために戦うべきだ

    もちろん都市は、テクノロジー職の雇用を創出するために戦うべきだ

    都市計画に携わる人びとに大きな影響を与えるものとして、例えばAmazonの新しい第2本社(HQ2と呼ばれる)を選ぶプロセスのようものは、それほど多くはない。同社は、5万人の雇用と50億ドルの投資を巨大な人参としてぶら下げて、北米の各都市から提案書を募った( Clickholeが親しみを込めて記事を書いている)。おそらく予想はできると思うが、Amazonは238件もの提案書を受け取り、今週はその中から20件のファイナリストを選んだ 。 Appleも今やゲームに参加したようだ。同社も今週、(少なくとも最初は)テクニカルサポートに特化した新しい「… 続きを読む

  • 暗号通貨バブルはイノベーションを絞め殺している

    暗号通貨バブルはイノベーションを絞め殺している

    以前からバブルかもしれない、バブルっぽい、と言われてきたが、いや間違いなくバブルだ。しかしこれは良いことでもあると擁護する声もある。これまでバブルは必要な分野に注目と資金を集めるために役だってきた。バブル投資がインフラを作り、それが結局イノベーションの基礎となった、というのだ。たとえばドットコムバブルだ。大勢の投資家が金を失ったが、これによって全世界がファイバー回線で結ばれ、安価なデジタル通信が可能になった。AmazonやGoogleが登場したのも結局はドットコムバブルの遺産だ。最近の暗号通貨バブルも同じようなものだ…というのだが。 続きを読む

  • たとえ倒産してもTeslaは偉大な会社だ

    たとえ倒産してもTeslaは偉大な会社だ

    Teslaは会社としては皆に愛されている。しかしビジネスとしては? 数多くのトップクラスの投資家がTeslaの事業について不満を口にしている。たとえば「投資に対する利益という観点からはTeslaは破滅的だ」という主張がある。また「Teslaは毎分8000ドルの金を燃やしている(毎時48万ドル)」、あるいは 「Teslaはライバルがいないのに巨額の金を失いつつある―しかも近く巨大なライバルが登場する」などだ。 続きを読む

  • 偽レビューの真実――お金で買えるベストセラーとAIの可能性

    偽レビューの真実――お金で買えるベストセラーとAIの可能性

    かつてMary Strathernは「指標が目的化すると、その数値は指標としての意味をなさなくなる(グッドハートの法則)」と語った。シェイクスピアに言わせれば、守るよりも破ったほうが名誉になるルールということなのだろうか。アルゴリズムが支配する私たちの社会では、多くの指標が目的に姿を変え、その意味を失っていった。この記事では本を例にとって、この問題について考えていきたい。 「No.1ベストセラー!」というのは、”集合知”を反映した高品質の証だ。つまりこれは指標であり、今日の世界では目標でもある。一体「No.1ベスト… 続きを読む

  • 悟りもアプリで開ける時代?ーー拡大するマインドフルネスのスタートアップ企業

    悟りもアプリで開ける時代?ーー拡大するマインドフルネスのスタートアップ企業

    インターネットに接続している生活が良いとは限らない。スマホを片手に時間を浪費し、人と接する機会を失い、即座に得られる満足感を求める悪しき習慣ができつつある。そう感じることがあまりにも多い。 この問題を解決できるアプリがあればいいのに。できれば1日中使えて、人間とのやりとりを必要としないのなら尚良い。数分でダウンロードできるのなら言うことなしだ。 ようこそ、マインドフルネスとウエルネスの世界に。ここ1年ほどで投資家が、マインドフルネスや幸福、理想的な精神状態の促進を目的としたアプリやツールの開発を行うスタートアップ企業を支援した数は20以上… 続きを読む

  • Whole Foods買収はAmazonの利益にどのような影響をもたらすのか

    Whole Foods買収はAmazonの利益にどのような影響をもたらすのか

    一般的に食料品小売業は利幅が薄いことで知られているが、既に指摘されている通り、Amazonの利益率はWhole Foodsを下回る。それでは、Whole Foodsの買収はAmazonの利益にどのような影響を及ぼすのだろうか? 私たちの計算には限りがあるということを予め理解しておいてほしい。Whole Foodsの商品が値下げされた後とは言え、Amazonが買収によって新しく発生するコストをどうするのか正確に予測するとなると、推測がかなりの部分を占めてしまう。つまり、値下げはこれから始まる長い物語の序章でしかないのだ。 続きを読む

  • 大学別スタートアップ数&調達額ランキング

    大学別スタートアップ数&調達額ランキング

    会社を立ち上げてVCから資金を調達する上で有名大学を出ている必要はない。しかし実際のデータを見てみると、出身校と資金調達には深い関係がありそうだということがわかる。 この記事では、スタートアップ投資を受けた起業家という観点から、アメリカの有名大学をランク付けしている。注目したのは卒業生が立ち上げたスタートアップの数、そして調達資金額だ。 続きを読む