Devin Coldewey
Devin Coldeweyの最新記事
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スタートアップがLiDARの先に見ている自動運転車両の知覚システム
2020年のCESはLiDAR企業の評価の場でもあった。その多くが(未だ)存在しない自動運転車産業からの需要がないために瀕死の状態である。専門性を高めて他社を引き離している企業はほんのわずかだ。さらに2021年はLiDARの先に目を向けなければならない状況だ。新たな方法のセンシングとイメージングを使ってレーザーベース技術に対抗するとともに補完することを目指さなければならない。 続きを読む
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性的嗜好や支持政党が顔認識アルゴリズムでわかる研究が物議を醸す
顔の特徴だけで個人の支持政党をかなりの精度で判別できるという機械学習システムが研究者によって構築された。この研究は、性的嗜好も同様にして推測できる可能性があることを示したグループによって行われたものだが「現代版骨相学」であることを率直に述べ、その罠に陥らないよう慎重を期した上で、外見は我々が思っているよりも多くの個人情報を表している可能性があるという心地の悪い結論に到達している。 続きを読む
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再利用型ロケットを次の段階へ引き上げるStoke Spaceが9.7億円のシード資金調達
多くのロケット打ち上げ業者は、宇宙に人や物を運ぶ際のコストや遅延を減らす最良の方法が、再利用型のロケットだと考えている。SpaceXやRocket Labは、宇宙の入口までペイロードを運搬するロケットの第1段を再利用型にしてみせた。そして今、Stoke Space Technologiesは、再利用可能な第2段を開発しているという。 続きを読む
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デジタルデザインのCanvaが静止画・動画から背景を消すKaleidoを買収
ビデオと画像から背景をドラッグ&ドロップで簡単に消してしまうサービスのKaleidoは今急成長中のオーストラリアのデジタルデザイン・プラットフォーム、Canvaに買収された。 続きを読む
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シカゴ警察の武力行使における黒人警官と白人警官の差が新データで明らかに
シカゴ警察から抽出された莫大なデータを分析した結果、黒人警官と白人警官、男性警官と女性警官の間で、実際に法を執行する方法に大きな違いがあることが明らかになった。この貴重な同一条件での比較分析は、警察における多様性を拡大することで、警察の質も向上する可能性があるという考えを裏づけるものとなった。 続きを読む
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NASAが火星に降下するパーセベランス探査機の高精細度動画を公開
NASAは、火星探査機パーシビアランスとその着陸モジュール・ローバーが撮影した火星大気圏突入から着陸までの「恐怖の7分間」を完全に記録したビデオを公開した。 先週公開された画像は予告編だった。 続きを読む
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米FCCが生活困窮者に対し緊急時にブロードバンド接続を提供する補助事業を起案
FCCが、パンデミックの間にブロードバンドの料金を払えない人々を経済的に支援する大きな一歩を踏み出した。Emergency Broadband Benefit Program(EBBP)と呼ばれる施策は、承認されれば数百万の世帯に月額50ドル(約5200円)を助成し、部族の所有地にはさらに多くの助成を行う。 続きを読む
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公共料金を分割などで払えるようにするPromiseが約21億円調達
2020年は何十億人という人にとって経済的に試練の年だった。特に試練となったのが公共料金、税金、他の行政関係費用の支払いという基本的なものだ。そうした支払いのためのシステムは簡単に、あるいはフレキシブルに支払えるようにはできていない。Promiseは公的な決済システムを統合し、全額を一度に支払えない人向けに手数料と債務の条件を寛容なものにすることでそうした状況を変えることを目指している。 続きを読む
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火星探査車降下途中の「恐怖の7分間」がリアルに感じられる写真
火星探査車「Perseverance(パーセベランス)」は日本時間2月19日朝、無事に火星に着陸したが、その直前には火星の大気圏に高速で突入し、NASAのチームが「恐怖の7分間」と呼ぶ着陸に向けた一連の複雑な操作が行われた。NASAはその時に撮影されたゾクゾクする写真を公開している。 続きを読む
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パーセベランスが火星着陸に成功、最初の火星表面画像を送信
火星探査車Perseveranceは、スカイクレーンのロケットが作動する直前に着地地点を特定するという手に汗握る降下の後、無事に着陸を果たした。すると早速、パーセベランスは今回のミッションで探検することになっているジェゼロクレーターの最初の映像を送ってきた。 続きを読む
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マイクロソフトがXboxやPC用ゲームのアクセシビリティをテストする開発者向けサービスを開始
過去数十年の間に、ゲームがマニアのためのものから一般の人が広く楽しむものに成長してきたことで、障害を持つ人々はより多くのゲームをプレイすることが可能になったと同時に、プレイできないゲームも増えてきた。Microsoft(マイクロソフト)は、PCとXboxのゲームをさらに多くの人が楽しめるものにするために、新たに拡張されたXbox Accessibility Guidelines(エックスボックス・アクセシビリティ・ガイドライン)に沿っているか、ゲームを照らし合わせて確認する新しい社内テストサービスを開始した。 続きを読む
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Redditが透明性レポート公表、大きなスパム問題は大きく政府からの削除要請は少なめ
Redditが2020年の透明性レポートを公表した。そこには、削除したコンテンツや政府からの開示リクエスト、そしてその他の管理行為が、件数とともに記されている。その中で量的に断トツに多かったのはスパムだ。いや、削除したコンテンツのほとんどすべてがスパムだった。 続きを読む
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AWSから追放された極右が集うソーシャルネットワークParlerがオンラインに復活
Parlerの復活は「ビッグテック」が望ましくない存在をオフラインにできるという概念に疑問符をつけているが、Parlerの復活は完全なる勝利ではなく、新CEOは原理における変更をそれほど示していない。 続きを読む
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Epic Gamesが超リアルなキャラを柔軟に制作できるUnreal Engineの3Dツール「MetaHuman」披露
米国時間2月10日、ゲーム大手のEpic GamesはUnreal Engineの新しいキャラクター作成ツールを披露した。このMetaHuman Creatorは無限の種類のフォトリアリスティックなデジタル人物画像をこれまでよりもはるかに少ない手間で作成できる。 続きを読む
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NASAが月周回有人拠点「Gateway」のパーツを打ち上げる2024年のミッションにSpaceX Falcon Heavyを指名
NASAは、将来の月探査ミッションの中継地として使用される月周回有人拠点であるGatewayの主要2モジュールをSpaceXが運ぶことを発表した。電源・推進装置と居住モジュールが合わさって、初の月宇宙ステーションとして利用できるようになる。2024年にFalcon Heavyによって打ち上げられる予定で、推定金額は3億3200万ドル(約347億円)となる。 続きを読む
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暗号化データを無解読で利用できるDataFleetsをエンタープライズデータのLiveRampが買収
LiveRampがDataFleetsを買収した。この新進のスタートアップは、暗号化されている大量のデータを、解読や転送などをせずに利用できるようにする。 続きを読む
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カメラの受光素子をMetalenzが2Dでブレイクスルー、3M、TDKなどから10億円調達し大量生産へ
最近のスマートフォンカメラの能力には圧倒されるが、レンズやセンサーが物理的サイズによって制約を受けていることには変わりない。しかし、Metalenzは「メタサーフェス」と呼ばれる平面で受光することでスマートフォンその他のデバイスの貴重なスペースとバッテリー消費電力をを節約できるという。実際、同社はこの製品を間もなく市場に出荷する。 続きを読む
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マイクロソフトの政治活動委員会が選挙結果に反対した政治家への献金を止め進歩的な団体を支援
2020年の米国大統領選挙の結果を覆すために投票した政治家への政治献金を「一時停止」したMicrosoftは、従業員が出資するPAC(政治活動委員会)のロビー活動方針の変更を発表。当初の意図を倍増させ、影響力のある組織への資金提供を視野に入れ、ギアを入れ替えることを明らかにした。 続きを読む
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大手出身のベテランが集まった新進ゲームスタジオMountaintopが友人と家族から5.8億円調達
複数の大手ゲーム企業から集まったベテランのスーパーグループが創設したゲーム開発スタジオMountaintopは、友人や家族からのシード投資550万ドル(約5億8000万円)を調達し、最初のタイトルはPvPシューターになると発表した。 続きを読む
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宇宙開発のFirefly Aerospaceが月面着陸船契約をNASAと98.4億円で結ぶ
NASA(アメリカ航空宇宙局)は、実験設備を搭載した月面着陸船モジュールを月面に運ぶために、9330万ドル(約98億4000万円)の契約をFirefly Aerospace(ファイアフライ・エアロスペース)と結んだ。 続きを読む