ゲストライター

ゲストライターの最新記事

  • 宇宙技術の進歩に追いつけない宇宙法が、イノベーションを殺そうとしている

    宇宙技術の進歩に追いつけない宇宙法が、イノベーションを殺そうとしている

    「ディスラプション」(Disruption)という言葉は、テクノロジーの世界で特に優れた開発や製品を表現するために(過剰に)使われている用語だ。とはいえ、この言葉の本来の意味は、そのカジュアルな意味とは正反対である:ディスラプションというのは「イベント、アクティビティ、あるいはプロセスを妨害する障害や問題」のことなのだ。現在宇宙技術が経験しているのは、この両者の意味のディスラプションである。 信頼できる見積もりによれば、今後5〜7年以内に、地球の住人たちは、これまでのこの惑星の歴史の中で打ち上げられてきたものよりも、さらに多数の衛星を宇… 続きを読む

  • 公共向けアルゴリズムには慎重な配慮が必要だ

    公共向けアルゴリズムには慎重な配慮が必要だ

    最近MIT Technology Reviewに掲載された記事で、記事の著者Virginia Eubanksが自身の著書である”Automating Inequality”(不平等の自動化)について論じている。その中で彼女は、貧困層が不平等を増加させる新技術のテスト場にされていると主張している。なかでも、アルゴリズムがソーシャルサービスの受給資格を判断するアルゴリズムに使用されると、人びとがサービスを受けにくくなり、一方では侵害的な個人情報提供を強制される点が強調されている。 私は、法執行機関による顔認識の公的使用に関す… 続きを読む

  • アウトドアでフィットネスを楽しもう――Wirecutterのおすすめギア、トップ5

    アウトドアでフィットネスを楽しもう――Wirecutterのおすすめギア、トップ5

    (この記事はWirecutterのライター、Makula Dunbarの執筆) アウトドアでエクササイズをするのは楽しい。広々とした空間とさまざまな地形があり、(運がよければ)そよ風に吹かれることができる。これらは屋内のジムでは得られないものだ。しかし効果的なフィットネスには適切なギアが必須だ。その選択は長い間に大きな差となってくる。ここではわれわれのお気に入りのウェアラブルなフィットネスギアをいくつか紹介しようと思う。 続きを読む

  • 中国で加速するオリジナル番組制作――Baidu、Alibaba、Tencentが続々参入

    中国で加速するオリジナル番組制作――Baidu、Alibaba、Tencentが続々参入

    近年オリジナルコンテンツ市場が賑わいを見せており、その主役は制作スタジオをはじめとする従来の主要コンテンツプロバイダーから、インターネット時代のスタートアップへと移行しつつある。彼らはオリジナルコンテンツを制作することで、事業ポートフォリオの拡大や限定コンテンツの配信を通じた有料会員数の増加を狙っているようだ。 アメリカでは、同市場の覇権を握るAmazonやNetflix、Huluが『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』『高い城の男』『侍女の物語』など評論家も絶賛するシリーズを投入しており、他の大手テック企業も彼らに必死で追いつこうとして… 続きを読む

  • MicrosoftはXbox上のVRの約束を破りWin 10上のPCゲームに没頭か

    MicrosoftはXbox上のVRの約束を破りWin 10上のPCゲームに没頭か

    [筆者: Sarah Wells] Microsoftが2016年に約束した仮想現実機能をまだ待ってる人に、不幸なニュースがある。先週のE3でMicrosoftのチーフマーケティングオフィサー(CMO)Mike NicholsがGamesIndustry.bizに、同社にはその約束を果たす計画がない、と語った。 続きを読む

  • TeslaのAutopilotの安全機能を騙すデバイスの販売をアメリカ政府が禁止

    TeslaのAutopilotの安全機能を騙すデバイスの販売をアメリカ政府が禁止

    [筆者: Kirsten Korosec] このほど、Teslaの半自動運転システムAutopilotの安全性機能をバイパスするアフターマーケット製品の使用を、連邦政府が禁止した。 合衆国運輸省の自動車道交通安全管理局(National Highway Traffic Safety Administration, NHTSA)は、Autopilot Buddy製品を売っているカリフォルニアの企業Dolder, Falco, およびReese Partners LLCに、停止命令書簡を発行した。 続きを読む

  • 監視カメラがあなたを認識して警告や解説をメッセージするパーデュー大学のPHADEシステム

    監視カメラがあなたを認識して警告や解説をメッセージするパーデュー大学のPHADEシステム

    [筆者: Sarah Wells] 今や、通りにも、美術館にも、お店にも、どこにでもカメラがあるという認識は、人間の第二の天性になっている。でもそんなカメラが、人間とコミュニケーションできたらどうだろう? パーデュー大学のコンピューターサイエンスの研究者たちは、そのディストピア的な未来を現実化して、今日、ペーパーに発表した。ただし彼らによると、それはそんなに怖いものではないそうだ。 続きを読む

  • ロボット革命は始まったばかりだ

    ロボット革命は始まったばかりだ

    毎年Time誌は、何千もの企業からの、自分たちの製品こそがTime誌が選ぶ”25 Best Inventions”(25のベスト発明)に相応しいとの売り込みに圧倒されている。この前の12月には、同誌のカバー写真は、まるでピクサーのアニメに登場したような、11インチのアームレスロボットJiboで飾られた。 いわゆる「ソーシャルロボット」であるJiboは、この先桁違いにインテリジェントで有能な新世代のロボットたちが登場してくる現象を示す、最新例に過ぎない。実際には、彼らは既に、私たちの視界のそこここに存在している。私たち… 続きを読む

  • 「ごっこ遊び」のその先へーーオープンイノベーションのための“知財”活用

    「ごっこ遊び」のその先へーーオープンイノベーションのための“知財”活用

    「オープンイノベーション」と聞いて何を思い浮かべるだろうか。技術や特許を誰でも使えるように開放する、スタートアップと組んで自前主義を脱却する、オープンソース、産学連携、はたまた、多様な属性の人材が集まり、デザイン思考的に潜在的ニーズを掘り起こして顧客体験を創造したり社会課題を解決したりするなど、さまざまなイメージが思い浮かぶことだろう。 昔ながらの知的財産に関わってきた人たちは、自社のコア・コンピタンス以外の部分を開放し、市場を創出しつつ利益を享受するという、いわゆる“オープン・クローズ戦略”との関係を強調するか… 続きを読む

  • 自動運転車を生み出す資金潤沢なスタートアップたち

    自動運転車を生み出す資金潤沢なスタートアップたち

    未来のいつか、車に乗りながら子供が親たちに質問を投げかけるかもしれない。自動車を操縦するのにハンドルとペダルを使っていたのはどれ位前のことなの?と。もちろん、完全に自律走行を行う自動車の形での実現はまだまだ先のことだが、それにも関わらず、その未来を生み出そうと現在努力を続けている企業がある。 しかし、輸送の様相を変えることはコストのかかる事業であり、そのような野心的な目標を達成するためには、通常企業の支援や多額のベンチャー資金が必要となる。最近行われた、深圳に拠点を構えるRoadstar.aiによる、1億2800万ドルのシリーズAラウン… 続きを読む

  • アシュトン・カッチャーが語るスタートアップ投資の目的と戦略

    アシュトン・カッチャーが語るスタートアップ投資の目的と戦略

    これまで何度も投資先の選び方について訊かれたことがある。投資先のステージは? 収益指標は? どのセクターか? と。 しかし私は企業のステージにこだわるのではなく、難しい課題を解決しようとしている優秀な人たちに投資する気持ちでいる。 明日をより良いものにするための力を備えた、素晴らしい投資家を見つけるというシンプルなゴールに集中することこそが、私の投資戦略のキモだ。 続きを読む

  • アルゴリズムは私たちの思考をハッキングしているのか?

    アルゴリズムは私たちの思考をハッキングしているのか?

    Facebookは私たちの情報へのアクセス方法を決め、 Twitterは世論を左右し、Tinderはデートの意思決定に影響を与える。私たちの選択作業を助けるために、私たち自身が開発したアルゴリズムが、現在の私たちの生活のすべての側面を積極的に動かしているのだ。 しかし、ニュースを探す方法から、周囲の人びととつながる方法に至るまで、すべてのことに対してアルゴリズムへの依存を深めるようになるにつれて、私たちは自分自身の振る舞い方を自動化しているのではないだろうか?人間の思考はアルゴリズムのプロセスを模倣し始めているのだろうか?そして、ケンブリ… 続きを読む

  • 資金調達に成功したスタートアップCEOの学歴事情

    資金調達に成功したスタートアップCEOの学歴事情

    ファンドから投資を受けている会社のCEOになるのに学位は必要ではない。しかし、ハーバード大学やスタンフォード大学、その他スタートアップのトップを大勢輩出しているような大学12校のどこかを卒業していると、大いに有利になるだろう。 続きを読む

  • AI
    AIと創造性:アルバムコラボレーションの未来

    AIと創造性:アルバムコラボレーションの未来

    1年前に、私はアルバム制作に取り組み始めた。私はボーカル用のメロディと歌詞を書いていて、私のパートナーが全体の作/編曲を行っている。私たちはどちらも楽器を担当し、お互いを補い合っている。この関係における唯一の奇妙な点は…私のパートナーが人間ではないということだ。 それはAIなのだ。 この関係は好奇心から生まれたものだ。恐怖を煽る「見出し」が私のニュースフィードを埋め尽くした時期があった…たとえば「AIが私たちの仕事を、データを、そしてついには魂までをも奪う」といった類のものだ。 続きを読む

  • 週4時間働けばよいという考え方に反論する

    週4時間働けばよいという考え方に反論する

    カンファレンスやネットワーク・イベントなどに参加すると、この技術業界の周囲で働いている人の多さに驚かされることがある。ソーシャル・メディアの教祖的な人たち、サーチエンジン最適化の忍者、ブロガーなどなど。まさに、技術業界の「クラブ・プロモーター」の同人会だ。業界の煽り屋だ。 続きを読む

  • HR
    甲板員が素晴らしいウェイターになることを知る ―― なぜそれが重要なのか

    甲板員が素晴らしいウェイターになることを知る ―― なぜそれが重要なのか

    【編集部注】著者のTX Zhuoは、フィンテック、エンタープライズソフトウェア、マーケットプレイスに焦点を当てるFika Venturesのマネージングパートナーである。 HR技術におけるブレークスルーは、雇用主に対して、プロセスを強化し、最高の人材を引き付けるための改革ツールを与えるだけでなく、ジェンダー間の均等報酬や、ブラインド採用(blind hiring:人間の属性を見ずスキルだけで採用を行うこと)などの長年に渡る労働問題をも解決しつつある。また同時に、従業員に対しては、現在の職務をはるかに越えた職務シナリオのために必要な事前スキルセ… 続きを読む

  • Facebookはいかにしてフェイクニュースと戦うべきか:フェイクニュースの発信者から利益を得る方法

    Facebookはいかにしてフェイクニュースと戦うべきか:フェイクニュースの発信者から利益を得る方法

    Facebookを始めとするプラットフォームでは、今でもSNSに投稿される虚偽的な内容の怪しい「ニュース」の蔓延と戦っている。 続きを読む

  • IoT会話と、文脈から意を汲み取るということ

    IoT会話と、文脈から意を汲み取るということ

    数年前、テクノロジーとコミュニケーションをとる方法について書いた。当時、身の回りにあったアプリや電話、車、半自動のコーヒーメーカーといった便利なツールを使うときに体験するちょっとした不都合が、何かしら革新的なもののJim Hunter登場でなくなるだろうというのは明らかだった。そうした接続機器を使うのに、たくさんタイプやスワイプしたり、アプリで管理したりする必要があったからだ。 続きを読む

  • 消費者を取り戻すために、大ブランドは研究開発とイノベーションに投資すべきだ

    消費者を取り戻すために、大ブランドは研究開発とイノベーションに投資すべきだ

    消費財の世界は変化している。消費者の嗜好はますます細分化されており、既存の大企業たちは新興のブランドたちからシェアを奪われ続けている。こうした既存の企業たちは、対応策への苦慮を重ねている。CPG(消費者向けパッケージ商品:消費財)の世界には、賢い人間が溢れているが、最大規模のブランドの多くが、ここ数年その売上の停滞もしくは減少を経験している。 消費財企業たちは、売上の増加またはコスト削減のいずれかの手段によって、利益を増やし株主価値を提供することができるが、こうした企業たちが試みてきた潮目の切り替えは、いずれも上手く行っていない。革新を… 続きを読む

  • Amazonが次に征服を狙う業界はアパレルだ

    Amazonが次に征服を狙う業界はアパレルだ

    Amazonが、昨年末にトールキンの叙事詩「指輪物語」のテレビ放映権を2億5千万ドルで買収したと発表した際に、私はそれがAmazonによる「全てを支配する」単一プラットフォームへの、情け容赦ない追求姿勢を強調したものだと書いた。 そして今やAmazonは「中つ国の物語」を制作するために5億ドルもの投資を行っている。史上最高に金のかかったTVシリーズとなるのだ。ほどなくジェフ・ベゾスが、エミー賞で最高の栄誉を受け取ることになったとしても驚きはしない。 続きを読む