Jon Evans

Jon Evansの最新記事

  • すべてのものがランダムに決まる確率論的時代へようこそ

    すべてのものがランダムに決まる確率論的時代へようこそ

    シリコンバレーの寵児Y Combinatorが毎年250社あまりに投資している。 続きを読む

  • 映画に見る中国のパラレルテクノロジー世界

    映画に見る中国のパラレルテクノロジー世界

    映画”DETECTIVE CHINATOWN 2″(チャイナ・タウンの探偵2)から何を学ぶことができるだろう?実はかなり多くのことを学べるのだ。この映画は今年11位のヒット作で、例えば「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」や「クレイジー・リッチ!」よりもはるかに興行収入は上回っている。だがおそらく、今年10位のヒット作であるオペレーション・レッドシー同様、その名前を耳にしたことはないだろう。これらの売上はすべて中国国内で生まれているものなのだ。 続きを読む

  • もしGoogleに労働組合が組織されたらどうなる?

    もしGoogleに労働組合が組織されたらどうなる?

    先週、2万人を超えるGoogle従業員が抗議のためにストを行ない、ハラスメントや差別への対応について会社に大きな改善を求めた。多くの従業員による組織が経営側に要求するーこれは古い20世紀のコンセプトのようなものをかすかに思い出させないだろうか。それが何と呼ばれていたか? その言葉は舌先まで出かかっているのだが…本当だ。 続きを読む

  • コラム:ツールは変わる

    コラム:ツールは変わる

    私が過去十年ほど、HappyFunCorp1で仕事としてやってきたウェブサービス作りやスマートフォンアプリ開発は、かつてはとてもわかりやすいものだった。決して簡単だったとは言わないが、特に顧客が消費者向けスタートアップの場合は、わかりやすかったのだ。多くの会社がそうだった。 続きを読む

  • 血まみれの金を受け取るということーサウジ記者殺害事件に寄せて

    血まみれの金を受け取るということーサウジ記者殺害事件に寄せて

    何年か前、僕はTechCrunchイベントで会ったインベンターにコーヒーに誘われた。こういうことはよくある。僕はウィークリーコラムニストで、オフィシャルメディアのインフルエンサーと思われている。人々は僕に何かしらの影響を与えようとするが、結局僕は彼らを無視して僕が面白いと思ったことを書く、ということに相手は気づく。しかし、僕はこのコーヒーの誘いに応じた。というのも相手の仕事が、悪い意味で例になく興味深かったからだー彼はクレムリンに近いベンチャーファンドの代表だった。 続きを読む

  • いつになったら我々は地球工学しか方法はないと認めるのだろう

    いつになったら我々は地球工学しか方法はないと認めるのだろう

    1883年、クラカタウ火山の噴火で、火山灰と火山性ガスが成層圏にまで立ち上った。それにより雲の反射率が高まり、その年、地球全体の気温がおよそ摂氏1度低下した。2018年、人間の活動により地球の気温は摂氏1度上昇したと国連が発表した。今すぐ思い切った手を打たなければ、破滅的な結果につながるという。 続きを読む

  • 大変残念だが、心配することを止めてブロックチェーンを愛することを学ばなければならないだろう

    大変残念だが、心配することを止めてブロックチェーンを愛することを学ばなければならないだろう

    変なタイトルだ。皆さんには謝りたい。分かっている。「ブロックチェーン」と耳にすると、皆さんはすぐに「胡散臭い成金手法」だとか「魔法のイカサマインターネットマネーのバブル」だとか、「はた迷惑な自由至上主義者」だと思うことだろう。そしてブロックチェーン信奉者の1人が、なぜそれが重要なのか、なぜ新しい財閥を形成すること以上に世界を変えるのかを説明しようとしても、「いやいや、単にデータベースを使えば良いだけじゃ?」と考えることだろう。無理もない。 続きを読む

  • 裕福な観光客を哀れむバーニングマンの本当の価値

    裕福な観光客を哀れむバーニングマンの本当の価値

    私が、バーニングマンでいちばん面白いと感じる点は、ポスト希少性社会の叩き台になっているところだ。ただ、膨大な費用と資源を必要とし、非常に過酷で不便な場所で行われる実験というのも皮肉な話だ。そこまで行かなければ、世界の金銭的または希少性の階級構造から抜け出すことはできないというわけだ。 続きを読む

  • ブランドワールド:中央集権化するエンターテイメント

    ブランドワールド:中央集権化するエンターテイメント

    私はハリウッドの興行収入を眺めることが好きだ。なぜならそれらは文化的トレンドに関する確度の高い統計的ビューを提供してくれるからだ。たとえば読者は、今月初めて、週末に米国で上映されたトップ10のうち8本が続編だったことを知っているだろうか?あるいは、2018年の前半にリリースされた映画は400本を数えるものの、総売上の40%近くがそのうちのたったの4本からもたらされていて、しかもそれらは皆スーパーヒーローものの続編だったことは知っているだろうか? こんなことになるとは想定されていなかった。10年前には、ビジュアルストーリーテリングは一般化… 続きを読む

  • VRとARは何処へ向かう?

    VRとARは何処へ向かう?

    「2016年はVR(仮想現実)の年だという多くの宣言を目にしたものだが、それ以降仮想現実に対するまともな言葉は聞かされていない」と、The Economist誌が酷評したのは昨夏のことである。なにしろ2016年はVR関連のハードウェアとソフトウェアの合計販売額の予想が、51億ドルから36億ドルに減少し、実際には18億ドルという厳しいものになったのだ。いや、まあホリディシーズンが一度不調だったからと言って、そんなに悲観しなくても。2017年になればきっと ―― 続きを読む

  • 個人のプライバシー vs. 公共のセキュリティ

    個人のプライバシー vs. 公共のセキュリティ

    個人のプライバシーというのはかなり新しい概念だ。ほとんどの人はかつて、互いの暮らしに絶えず首をつっこむような緊密なコミュニティーの中で暮らしていた。 プライバシーは個人の安全面で重要な部分を占めているという考えはもっと新しいものだ。よく比較の対象となる公共セキュリティの必要性−例えば壁を築き、ドアを施錠する−というものは明白だ。政府に反発するアナーキストすら、暴力的な敵やモンスターがいることを認めるだろう。 続きを読む

  • VCはダイバーシティーとインクルージョンを諦めるのか

    VCはダイバーシティーとインクルージョンを諦めるのか

    今週、Backstage CapitalのArlan Hamiltonに話を聞くために会いに行った。彼女の目覚ましい出世物語は、今ではすっかり有名になった。Backstageのサイトに書かれている人物紹介のページから引用すると、彼女は「ホームレスだったころに、ベンチャーキャピタルを一から立ち上げた」とある。いろいろと面白いことを話してくれたが、まずはここから始めよう。2019年、彼女はダイバーシティー(多様性)やインクルージョン(包含性)については語らなくなるだろうというものだ。 こう聞いて、おやっと思った人は多いはずだ。彼女は過小評価され… 続きを読む

  • 自律型攻撃ドローンによる果てしない復讐戦を避けよ

    自律型攻撃ドローンによる果てしない復讐戦を避けよ

    西側は中東を空爆した:デジャビュ以外のなにものでもない。20年前、米国はトーマホーク巡航ミサイルでスーダンとアフガニスタンを攻撃した。そして2日前、米国はシリアを攻撃した…やはりトマホーク巡航ミサイルで。各攻撃のメリット/デメリットはともあれ、この20年の間に小規模戦略戦攻撃のための技術が変化していなかったというのは、少々驚くべきことではないだろうか? 続きを読む

  • フェイスブックのない世界を目指して

    フェイスブックのない世界を目指して

    親愛なるブロックチェーン派のみなさん。今はみなさんの時代だ。透過的で、強欲で、一攫千金型のスキームを捨て去り、現代の事実上の投機的安物株の賭博場から手を引いて、分散型の力を、世界の人々が求めているものに向けるのだ。ブロックチェーンの人々よ! あのフェイスブックの災厄から我らを救い給え! すべてを分散化し給え! というのは、もちろん冗談だ。今のところは。 続きを読む

  • CTOに大切な3つのスキル

    CTOに大切な3つのスキル

    昨年から私は、HappyFunCorp(HFC)のCTOを務めている。そしてその結果、皆から聞かされていたことは、ほとんど真実だったことがわかった。私はより多くのミーティングに出席し、より多くの電話会議を開くようになった。そしてより戦略的に考え、戦術的に考えることは少なくなった。私の時間はより断片的で、万華鏡のように費やされている。 続きを読む

  • われわれを分断しているのはフェイクニュースだろうか?

    われわれを分断しているのはフェイクニュースだろうか?

    すべてインターネットのせいだそうだ。イギリスのEU離脱派対残留派、アメリカの共和党対民主党などの対立する層は互いに別種の現実に住んでおり、相手陣営に向かってあらゆる機会をとらえて「フェイクニュース!」と叫んでいる。メディアも政治的立場によって分裂し、FacebookとGoogleが圧倒的な地位を占めるにつれてユーザーは自分の好むニュースや検索結果しか目にしないというフィルターバブル現象も生じている。現実に対するコンセサスが失われてしまった等々…。 続きを読む

  • WebプログラマーのためのEthereumプログラミング入門

    WebプログラマーのためのEthereumプログラミング入門

    古くからの仮想通貨信奉者の一人として、この興味深く創発的な分野が、無秩序なペニー株のような状態に陥っていることを極めて残念に思う。。 続きを読む

  • 暗号通貨バブルはイノベーションを絞め殺している

    暗号通貨バブルはイノベーションを絞め殺している

    以前からバブルかもしれない、バブルっぽい、と言われてきたが、いや間違いなくバブルだ。しかしこれは良いことでもあると擁護する声もある。これまでバブルは必要な分野に注目と資金を集めるために役だってきた。バブル投資がインフラを作り、それが結局イノベーションの基礎となった、というのだ。たとえばドットコムバブルだ。大勢の投資家が金を失ったが、これによって全世界がファイバー回線で結ばれ、安価なデジタル通信が可能になった。AmazonやGoogleが登場したのも結局はドットコムバブルの遺産だ。最近の暗号通貨バブルも同じようなものだ…というのだが。 続きを読む

  • たとえ倒産してもTeslaは偉大な会社だ

    たとえ倒産してもTeslaは偉大な会社だ

    Teslaは会社としては皆に愛されている。しかしビジネスとしては? 数多くのトップクラスの投資家がTeslaの事業について不満を口にしている。たとえば「投資に対する利益という観点からはTeslaは破滅的だ」という主張がある。また「Teslaは毎分8000ドルの金を燃やしている(毎時48万ドル)」、あるいは 「Teslaはライバルがいないのに巨額の金を失いつつある―しかも近く巨大なライバルが登場する」などだ。 続きを読む

  • スタートアップ時代が終わった後に何が来るのか?

    スタートアップ時代が終わった後に何が来るのか?

    最近シリコンバレーとサンフランシスコには奇妙な空気が漂っている。他所では、つまりデンバー、 サンチャゴ、 トロント、ベルリンなどではSilicon Glen、 Silicon Alley、 Silicon Roundabout、Station Fなどスタートアップのセンターを育成している。こうした都市は皆、第2のシリコンバレーになることを夢見ているのだ。しかしシリコンバレー自体ではどうだろう? ここでは「スタートアップの黄金時代は去った」という空気が支配的だ。 世界中いたるところで工学や経営学の学位を得た若者たちが第2のFacebook、Uber、Ai… 続きを読む