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米国上院議員が個人情報の輸出を制限する法案を提出
米国でロン・ワイデン上院議員(民主党)が、ハイテク企業が国外で売買できる情報の種類と、その情報を合法的に販売できる国を制限する法案を提出した。この法案は想像力に富んでおり、具体性に乏しいものの、国際的なデータ取引に対する連邦レベルでの懸念が高まっていることを示している。 続きを読む
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【コラム】米国の低所得者ブロードバンド支援はLifeline Programの再構築で改革せよ
“If you build it, they will come”(それを作れば、彼らはやってくる)は、行動を勇気づけるために30年以上繰り返されているスローガンだ。映画『フィールド・オブ・ドリームス』に出てくるこの一文は、強力な格言だが、私はそこに一語加えてみたい。“If you build it well, they will come.”(それを〈上手に〉作れば、彼らはやってくる)。 続きを読む
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デザイナーズカンナビスをより多くの州で展開、Connected Cannabisが約33億円調達
Connected Cannabis Co.は米国時間4月14日に同社は、3000万ドル(約33億円)の負債および株式による資金調達を発表した。同社は現在、カリフォルニア州とアリゾナ州で栽培施設と小売施設を運営している。そして今回の追加の資金調達により、他の地域にも拡大していく予定だ。 続きを読む
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スタートアップにはバイデン大統領のインフラ計画を支持する110兆円分の理由がある
テクノロジー企業は過去10年以上、農業、建設、エネルギー、教育、製造、運輸、流通といった昔からの業界に適用できるイノベーションの開発に取り組んできた。こうした業界は、非常に強力なモバイルデバイスの出現により、ようやく最近テクノロジー適応における構造的な障害が取り除かれた業界だ。これらの業界は現在、より強固な経済再建を目指す大統領の計画の核となっている。 続きを読む
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アマゾンの労組結成賛否を問う従業員投票結果を受け米労組会長が「再選挙の可能性が高い」と語る
Amazonのアラバマ州ベッセマー倉庫で行われた労働組合結成の賛否を問う従業員投票で、米国時間4月9日に明らかになった開票結果がどうであれ、AmazonとRWDSU(小売・卸売・百貨店労組)の戦いに終わりがないことだけは確かだった。圧倒的にAmazon有利となった開票結果を受け、組合はすぐにその結果に異議を唱えた。 続きを読む
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アマゾンが労働組合結成をめぐる投票で勝利確定、RWDSUは結果に異議
Amazonのアラバマ州ベッセマー倉庫における労働組合結成に向けた取り組みは、開票2日目に大差で敗北したことがわかった。3215票のうち半数以上が会社を支持する結果となったのだ。この投票が可決された場合、労働組合の役割を果たすことになっていた小売・卸売・百貨店連合(RWDSU)は、この結果にいち早く異議を唱えた。 続きを読む
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アマゾンの倉庫労働者による組合員投票は圧倒的に会社有利
アラバマ州ベッセマーにあるAmazonの倉庫労働者のための組合投票が終わってから1週間あまりが経過した。その間は、台風の目のように何事も静かだった。しかし米国時間4月8日、本格的に開票が始まったことで状況は変わった。 続きを読む
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バイデン政権が3Dプリンターなどで作られる「ゴーストガン」に対抗する銃規制改革を提案
ジョー・バイデン大統領は「疫病」や「国際的な恥」と表現した銃による暴力に歯止めをかけるため、新たな取り組みを発表した。ATF(アルコール・タバコ・火器および爆発物取締局)は、銃器の無秩序なオンライン販売や、シリアルナンバーも身元調査もなしに製造・3Dプリントできる、いわゆる「ゴーストガン」といった抜け道を塞ぐことなどを予定している。 続きを読む
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スタンフォード大とデューク大が投資家と企業幹部の多様性教育を推進する認証プログラムに参加
テック業界の多様な企業創設者の育成と支援を目的に、ノースカロライナ大学のKenan Flagler Entrepreneurship Center,(ケアンフラグラー起業家精神センター)、Opportunity Hub(オポチュニティー・ハブ:OHUB)、100 Black Angels & Allies(ブラック・エンジェルズ・アンド・アライズ)ファンドによって結成されたパートナーシップに、デューク大学とスタンフォード大学という強力なパートナーが加わった。 続きを読む
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Uberがドライバーの顔認識チェックの利用で圧力を受ける
Uberがドライバーの識別システムに顔認識テクノロジーを使用していることが英国で問題になっている。ドライバーが誤って識別され、ロンドン交通局(TfL)から営業ライセンスを取り消されたケースが複数見つかったことから、App Drivers & Couriers Union(アプリ運転手および配送業者組合、ADCU)とWorker Info Exchange(労働者情報取引所、WIE)は、Microsoftに対しこの配車サービス大手へのB2B顔認識サービスの提供を停止するよう求めている。 続きを読む
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リモートワークの普及により職場ですでに疎外されていた人たちはさらに居づらくなったというレポート
昨年は誰にとっても簡単な年ではなかったが、Project Includeの新しいレポートによると、リモートワークへの移行は一部のグループに対し他のグループよりも悪影響を及ぼした。当然のことながら、それはハラスメントや偏見にすでに苦しむ人々で、特に有色人種の女性やLGBTQだと思っている人々が、そうした振る舞いに大きな影響を受けた。 続きを読む
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米国のVC業界に急増するアジア人差別と戦う動き
長年のベンチャーキャピタリストであるハン・トゥン氏は体格が大きい。これが命を救ってきたかもしれない。トゥン氏は1984年に米国ロサンゼルスにやって来た台湾系米国人第1世代で、14歳だった同氏にとって当時は不安な時代だった。 続きを読む
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障害者手帳アプリ「ミライロID」やユニバーサルデザインのソリューションを提供するミライロが資金調達
障害のある当事者の視点を活かし、ユニバーサルデザインのソリューション提供や、障害者手帳アプリ「ミライロID」を運営するミライロは4月2日、第三者割当増資による資金調達を発表した。引受先は、日本生命保険、三菱地所。2021年2月に実施した第三者割当増資と合わせ、総額3億円の資金調達となった。 続きを読む
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アップルが英語圏のSiriに2つの新たな声を追加、「女性」の声のデフォルト設定は廃止に
Appleは、iOSの最新のベータ版で、Siriの英語版に2つの新しい声を追加し、これまで「女性」の声が選択されていたデフォルトを廃止した。これによって、Siriの設定をする人は誰もが自分で声を選択することになる。アップルの音声アシスタンスは初期状態で女性の声に設定されていることが、数年前から性差別的偏向として議論の的になっていた。 続きを読む
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Amazonの歴史的な労働組合投票がまもなく開票
Amazonアラバマ州ベッセマー配送センターの労働組合結成に向けた歴史的投票の開票作業が米国時間3月30日に始まる。ちょうど1年前に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で急増した需要に応じるために操業が始まったこの倉庫は、近代米国史の中でも有数の労働運動の中心地となった。 続きを読む
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ジェフリー・エプスタイン関連失言で辞任したリチャード・ストールマンがFSF理事会復帰、Red HatやSUSE反発
3月22日、フリーソフトウェア財団(Free Software Foundation:FSF)は、2019年にFSF会長および理事会を離れたリチャード・M・ストールマン氏を復帰させたとする動画を公開しました。ストールマン氏と言えばEmacsやGCCの開発、GNU Public License(GPL)の策定などフリーソフトウェア界に多大な貢献をしてきたものの、思想の面では他に相容れない偏固なところがあり、時おり論争を巻き起こすこともあった人物。 続きを読む
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信用できない大手ハイテク企業の自主規制、今、米国議会の行動が必要とされている
2021年1月に起きた米連邦議事堂での暴動事件を受け、Donald Trump(ドナルド・トランプ)氏がソーシャルメディア界から追放されてから2カ月以上が経った。前大統領の憎悪に満ちたコメントや偽情報は収束しつつあるものの、これからも引き続き警戒が必要である。 続きを読む
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女性が率いるベンチャー企業への投資はポートフォリオのパフォーマンスを向上させる
我々は投資ポートフォリオにおけるジェンダーの多様性の状況を考察しているが、これは女性が起業分野で過小評価されているためである。いくつかの数字を示しながら、なぜあなたの取引に多様性が欠けているのかを詳しく述べていきたい。 続きを読む
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女性起業家の輩出目指す、世界最大の女子中高生向けアプリコンテストTechnovation Girlsが日本公式ピッチイベント
IT分野のジェンダーギャップの解消を目指すWaffle(ワッフル)は3月24日、世界最大の女子中高生向け社会課題解決型アプリコンテスト「Technovation Girls」(テクノベーション・ガールズ)の日本公式ピッチイベントのオンライン開催(Zoom)を発表した。開催日時は4月25日18時~20時。イベント内容は、日本出場チームによる成果物発表、授賞式、フォトセッションなどで、「Technovation Girls 2021 日本公式ピッチイベント観覧申し込みフォーム」で観覧希望者を広く募集している。 続きを読む
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ニューヨーク州が娯楽用大麻の合法化へ前進
ニューヨーク州当局はアンドリュー・クオモ知事と、大麻の娯楽使用を認める合意に達した。この動きは東海岸最大の合法大麻市場を創出し、潜在的に数万人の雇用と大きなスタートアップの機会を創出するだろう。 続きを読む